サボテンが病気?原因と症状!すぐにできる対処方法

サボテンが病気?原因と症状!すぐにできる対処方法

丈夫で育てやすいように思われるサボテンですが、かかりやすい病気は案外多いです。

サボテンがかかりやすい病気と、防ぐ方法やかかった時の対処方法について解説します。


菌が原因のサボテンの病気

菌が原因のサボテンの病気は、主に4種類あります。

赤くされ病:根元や根自体が赤く柔らかくなる
黒くされ病:根元や根自体が黒く柔らかくなる
黒斑病:サボテン本体に黒い斑点ができて広がっていく。広がると灰色のカビができる
すす病:トゲにすすのようなカビが生える

サボテンの病気の原因になる害虫

サボテンの病気の原因は、菌だけではなく害虫の可能性があります。

サボテンの病気の原因となる害虫は主に4種類挙げられます。

●カイガラムシ
●ダニ
●線虫
●ワタムシ

カイガラムシは、貝殻のような虫が多数付着し成長を妨げます。

足が退化しているため動き回りませんが、病原菌を媒介します。

ダニは1mmに満たない小さな虫ですが、サボテンの成長を妨げ、全体的にツヤがなくなります。

線虫は、根につく1mmに満たない小さな寄生虫です。

黒褐色のこぶのようなものを根に作り、生育を妨げます。

ワタムシは、体中が綿のような毛でおおわれている虫です。

根の付け根や成長点につきやすく、成長を阻害したり、病原菌を媒介したりします。

サボテンの病気への対処方法

病気になったサボテンは、変色した部分を胴切りし、正常な部分を適した環境に植え直してやります。

ただし、サボテンの病気は発見した時には手遅れというケースも少なくありません。

害虫が原因の場合は、専用の殺虫剤で害虫退治ですが、虫によって被害を受けた部分は改善できない場合もあります。


病気ならないように育てよう

サボテンは日当たりや風通しが良い場所で、水やりの量やタイミングに注意しながら育てることが大事です。

土も排水性や通気性の良いものを選ぶ必要があるため、病気を防ぐ育て方をしましょう。

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