リスザルと犬の相性は?他の動物を一緒に飼うときに気をつけなければならないこと

リスザルと犬の相性は?他の動物を一緒に飼うときに気をつけなければならないこと

「リスザルを飼っているが、犬も飼いたい」「犬を飼っているが、リスザルに興味がある」という方もいるでしょう。

しかし、他の動物が増えることで、リスザルや犬のストレスが増えることも少なくありません。

リスザルと他の動物を一緒に飼うときの注意点を紹介します。


犬は他の動物を捕食者と考える

犬は摂食行動の一環として、獲物を見つけ、追跡し、捕らえます。

これは感情の変化に関係なく起こる正常な行動のひとつです。

他の動物の小さな動きや速い動きに反応し、捕まえようとすることもあります。

優れた視力と走力で獲物を捕らえるサイト・ハウンド、狩猟犬、テリア、牧羊犬などは、特に捕食の問題を起こしやすいでしょう。

リスザルをおもちゃと間違える

主に子犬期に見られる遊び行動は、犬としての正常な捕食行動を獲得するために有効であると考えられています。

リスザルの細かい動きや速い動きに興奮し、遊びの対象として捕らえようとすることがあります。

感情をコントロールできず攻撃する

犬やリスザルの脳は、人間に比べ、理性や複雑な分析を行う大脳新皮質と呼ばれる場所が発達していません。

ネガティブな感情をコントロールできず、攻撃したり逃げたりしてしまいます。

番犬や日本犬は、縄張りを守るために威嚇行動や攻撃行動をとることがあるでしょう。


リスザルと犬の相性は悪い?一緒に飼うときの注意点

犬と他の動物を一緒に飼う場合は、飼い主が十分な時間的・精神的・肉体的余裕を持ち、犬の生態や性格をよく理解することが大切です。

また、愛犬と一緒に他の動物を飼う場合は、以下の条件を満たすことをおすすめします。

・子犬の頃から、一緒に飼う動物と一緒に過ごし、良い経験を積んできた犬
・飼い主と十分な信頼関係が築けていること
・飼い主の指示にいつでも従える
・十分な生活スペースがあり、安全で安心できる場所であること
・必要に応じて他の動物と過ごす場所を共有できる

犬がリスザルを攻撃しないように、快適で幸せな生活を送れるようにしましょう。

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