普段メガネをかけて仕事や勉強をしている人の中には、頻繁にずれ落ちるのが悩みだという人もいるのではないでしょうか。
そこで、メガネがずれて落ちる原因と対処方法を解説します。
メガネがずれて落ちる原因
ますは、メガネがずれて落ちる原因を解説します。
1.日々の使用による変形
メガネの掛け外しのくせによる広がりで、変形します。
片手でテンプルを持って掛けたり取り外したりすると、横方向に力がかかり、左右のバランスが崩れるのです。
また、たたんだり開いたりを繰り返すことでネジがゆるみ、接続部の角度が変化してしまいます。
さらに、鼻パッドを支える金属が歪んだり、鼻パッドを接続するネジがゆるんだりすると、正しい位置でメガネを固定できなくなりずり落ちます。
2.メガネ素材の劣化
鼻パッドに使われている素材が劣化して摩擦が減ると、正しい位置で支えられなくなります。
サビによりネジが変形した場合も、接続部の角度が変化してしまうでしょう。
また、耳当ての素材が劣化すると、耳の後ろと耳当てがフィットしなくなります。
さらに、メガネフレームやテンプルの素材そのものが劣化すると、メガネの形そのものが変形してしまい正しい位置で支えられなくなります。
3.フレームやレンズの重み
フレームやレンズは素材やデザインによって重さが違い、分厚いガラスレンズはずれて落ちやすいです。
鼻パッドのないプラスチックフレームは、摩擦が少ないため、鼻の正しい位置に固定しづらいです。
フレーム自体が重いと、顔を動かすたびにずれて落ちてしまうでしょう。
硬く、しなりのないフレームほど顔にフィットした状態を保つのが難しいため、重みの影響を受けやすいです。
メガネがずれて落ちるのを防止する方法は?
メガネがずれて落ちるのを防ぐ方法を解説します。
1.顔の形に合うメガネを選ぶ
顔の形によって合うメガネが異なり、鼻の高さや幅、耳の位置などが合わないと、正しい位置に固定できません。
フレームの幅や高さが同じでも、デザインによってブリッジの幅やテンプルの長さが異なります。
メガネは鼻と耳で正しい位置に固定するため、ブリッジの幅やテンプルの長さは、落ちにくいメガネを選ぶ際の重要なポイントです。
2.定期的なメンテナンスを行う
顔の形に合うメガネでも、購入時にはフィッティングが必要。
鼻パッドの角度やテンプルの開き具合、耳に当たる位置の曲がり具合などを微調整することで、メガネをずれにくくします。
最初に正しい位置に合わせておくと、ずれたときに違和感があり、フィット感やバランスの悪さに気付きやすいです。
3カ月に1回程度、こまめにメガネのメンテナンスを受けるようにすると、メガネのずれ落ちを防止するのに効果的です。
3.フレームやレンズが軽いメガネを選ぶ
メガネフレーム自体やレンズの重量が落ちる原因になっている場合、メガネフレームやレンズを軽量の物にすることで、ずれて落ちるのを防げます。
テンプルは適度なカーブで顔のサイドを包むようにフィットさせる必要があるため、フレーム素材は、軽いだけでなく、適度なしなりや強度も必要です。
同じ度数でもレンズの厚みが異なるため、レンズは軽い素材を薄く加工する、もしくは最初に軽いものを選んでおくことで落ちにくくできます。
選び方とフィッティングで落ちるのを防止しよう
メガネを落ちにくくするためには、最初の選び方とフィッティングを正しくすることが欠かせません。
自分に合うメガネを選ぶか、気に入っているメガネであれば微調整をしてみましょう。
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