親や祖父母、兄弟姉妹よりも友達や彼氏・彼女、ペットのほうが大切という方は多いです。
しかし、「親や祖父母、兄弟姉妹を大切にしないなんてダメだ」と思い込み、悩む方もいるでしょう。
血が繋がっていようがいまいが、大切なものは大切だし、大切ではないものは大切ではないです。
無理をせず、自分に嘘をつかずに生きるための考え方について解説します。
自分のルーツ(親や祖父母)を大切に思えない人は多い
血が繋がっているから大切に思わなければいけない、一番大切にしなければいけないということはないです。
自分のことが好きではない人、自分の存在を受け入れられない人は世の中に沢山居ます。
自分を好きになれず受け入れることもできないのですから、自分のルーツである親、祖父母など(遡れば曾祖父母も)大切にできないのは仕方がありません。
そもそも、自分を好きになれない、受け入れられないという状況は、親の接し方や家庭環境に原因があるケースが多いです。
そのため、「親や祖父母、兄弟、親戚など血が繋がっている人間を大切にできない」と声に出したとしても、それを聞いた人は「大切にされない側」に何かしら問題があるのだろう、と察してくれます。
自分の親や祖父母を大切にできなくても変ではない
世の中は、「親や血が繋がっている人間を大切にしなければいけない」という、無言の重圧が強すぎるのです。
ルーツを大切にできない自分がいるのに、「大切にしなければいけないんだ」と思い込めば、自分の中に大きな矛盾をかかえたまま生きることになるので、辛いでしょう。
人前で声を大にして「親や祖父母、親戚も大切に思えません」と言う必要はありませんが、自分のなかで嘘をつく必要はないです。
大切なものがない、もしくは親や兄弟よりも大切なものがある。何もおかしくありません。
親や祖父母、兄弟姉妹の存在を受け入れなくても良い
自分のルーツや、血が繋がっている人間と無理に付き合う必要はありません。
葬式や結婚式も、無理に参列する必要はありません(遺産相続がある場合は除く)。
付き合いたくない人間の葬式や結婚式には欠席するのと同じです。
適当な理由を言って断ればよいのです。
何かしら言われるかもしれませんが、自分が居ない場所で言われる陰口など気にする必要はなく、直接何か言われても無視すればよいです。
自分の生きてきた家庭環境、住環境などに嫌悪や憎悪しかない人は沢山居ます。
そういった人は当然、親や祖父母などのルーツ、血が繋がっている兄弟姉妹も大切に想えません。
嫌悪や憎悪を無理に受け入れ、付き合おうとせず、自分の気持ちに嘘はつかずに、大切だと思うものを堂々と大切にしながら生きましょう。