電動爪やすり(電動爪やすり)は、子どもやお年寄りなど誰でも使えるため、介護や看護の現場でも活躍しています。
コンセントがなくても使える電動爪やすりは、1台持っておくと便利です。
なかでも、肥厚爪におすすめの電動爪やすりにはさまざまな種類がありますが、選ぶときにはどのようなポイントをチェックすればよいのでしょうか。
そこで、介護で活用できる電動爪やすりの選び方、肥厚爪におすすめの商品を紹介します。
ホームヘルパー2級(訪問介護員2級養成研修課程修了)。
訪問・デイサービス・介護施設を見てきた経験あり。
家族の介護経験も活かして記事を作ります。
肥厚爪に電動爪やすりを使うメリット・デメリット
最初に、肥厚爪に電動爪やすりを使用するメリットとデメリットを簡単に紹介します。
メリット:爪が厚くなるのを防げる
肥厚爪、爪が厚くなってしまった人が電動爪やすりを使う最大のメリットは、定期的なお手入れをすることで爪が厚くなるのを予防できることです。
爪切りよりもケガをしにくく、爪の表面をなめらかに仕上げることができます。
そのため、爪先や爪の表面を簡単に整えることができ、肥厚爪を予防することにつながります。
デメリット:肥厚爪を研ぎ続けると摩擦熱で痛くなる
肥厚爪は、人によって厚みや硬さが異なります。
厚い爪のお手入れでは、長時間ヤスリをかけることになり、摩擦熱が発生します。
特に、回転性が高く高性能なものほど摩擦熱が高くなる傾向があります。
また、爪がはみ出すほど厚い場合、表面を削るだけでも時間がかかることがあります。
肥厚爪の方の介護におすすめ!電動爪やすり(電動爪切り)4選
ここでは、肥厚爪の方の介護におすすめの電動爪やすり(商品名は「電動爪切り」)4選を紹介します。
Gloture(グローチャー)|電動爪切り GeeNaily
スピードが選べる2段階設計で、LEDライト付き、40̸と静かです。
高齢者の介護をしている方、視覚に障がいのある方、音にストレスを感じやすい聴覚過敏の方にも安心して使用できる電動爪やすりです。
ヘッドタイプ | 回転式 |
電源タイプ | USB Type-C充電式 |
スピード機能 | 2段階調節 |
KOIZUMI|電動爪切り KLC-0590
回転刃に直接触れにくい構造で、爪切りが苦手と感じている方にも使いやすい電動爪やすりです。
薄くてスリムなボディは持ちやすいだけでなく、携帯にも便利。
誤作動を防ぐロックスイッチ付きなため、足の爪でも安心して使えます。
ヘッドタイプ | 回転式 |
電源タイプ | 乾電池式 (単4電池2本) |
スピード機能 | 2段階調節 |
Panasonic|ネイルケアES-WC20
表面磨きや甘皮ケア用のアタッチメント付きです。
巻き爪を切るときは、スクエアオフと呼ばれる四角い形がベストといわれているため、爪の形にこだわる人におすすめ。
電池式ですが、充電池を別途購入することもできます。
ヘッドタイプ | ー |
電源タイプ | 乾電池式 (単3電池1本) |
スピード機能 | なし |
マリン商事|電動爪切りEL-40191
回転刃で爪を切るだけの電動爪やすりで、アタッチメントを交換する必要がありません。
94gという軽さが特徴で、複雑な機能がなく持ち運びに便利。
カッターヘッドが簡単に取り外せるため、お手入れが簡単なのもうれしいポイントです。
ヘッドタイプ | 回転式 |
電源タイプ | 乾電池式 (単3電池2本) |
スピード機能 | 1段階 |
肥厚爪の方の介護では電動爪やすりで安全に爪を切ろう
電動爪やすりを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
電池式か充電式か、LEDライト付きか、音は静かか、などです。
介護や看護の現場で複数の人が使用する場合は、洗浄のしやすさや衛生的な使用方法にも配慮する必要があります。
電動爪やすりは初めて使う人でも安心して使えるものが多いですが、安全に爪を切れるように正しい方法で使用しましょう。