【ダイバー監修】ダイビングで顎が痛い|顎が疲れにくいおすすめのマウスピースとは

【ダイバー監修】ダイビングで顎が痛い|顎が疲れにくいおすすめのマウスピースとは

ダイビング後、顎が疲れたり、筋肉のような痛みを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、顎の違和感や痛みを軽減してくれる、ダイビングにおすすめのマウスピースを紹介します。

監修者:ロデオ

PADIのCカード保有。
プロを目指す方よりも、趣味で存分にダイビングを楽しみたい!という方に役立つ記事を作ります。

ダイビング中の顎の疲労と筋肉痛

ダイビングを始めたばかりの頃、慣れない水中で余計な力が入ってしまい、思った以上にマウスピースを噛んでしまうことが理由です。

また、長時間水中にいることで、体や口の開閉に使う筋肉である咀嚼筋が冷え、柔らかいマウスピースの上で顎が不安定になります。

奥歯で噛むことの大切さ

奥歯が発揮する力は最大で約100kg、平均で60kgと言われています。

きちんと噛むことができれば、集中力が高まり、瞬発力を引き出すことができます。

ダイビングに瞬発力は必要ありませんが、奥歯でしっかり安定して噛むことができれば、余計な筋肉を使わずに顎の痛みや疲れを解消できるでしょう。

ダイビング用のマウスピースは2パターン

マウスピースにはいろいろな種類があり、最初はどれがよいのか迷うかもしれません。

【歯型マウスピース】

【一般的なマウスピース】

合う、合わないは人によると思いますが、マウスピースのストレスを軽減するためには、奥歯で噛めること、硬さ、口に合う大きさが重要です。

一般的なマウスピースは、レンタルでよく見かけるマウスピース。

口に入れて噛んでみると、マウスピースに弾力性があり、小臼歯(奥歯の前歯)あたりを噛むことができるのがわかります。

歯型マウスピースは、歯の形に合わせたマウスピースが作れるマウスピース。

口に入れると奥歯でしっかり噛むことができ、硬いので安定して噛み続けることができます。

歯型マウスピースがおすすめ

歯の形をしたマウスピースは、安定した状態で奥歯でしっかり噛めます。

また、耐久性があるため、強く噛みすぎてマウスピースが壊れることもありません。

使用方法

噛む部分を熱湯で約25秒間温め、しっかりと噛んで歯型を取ります。

価格

歯型マウスピースは通常のマウスピースの約3~4倍の価格で、約6,700円です。

歯型マウスピースで顎の痛みを解消

非日常の水中世界。

体にたくさんの器材を装着し、水中に潜るだけでもストレスがかかるのに、ダイビング後は夜になっても治らない顎の痛みに悩まされてしまう人もいます。

顎の痛みに悩んでいる方は、おすすめした歯型のマウスピースに交換してみてください。

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