【ホームヘルパー監修】ドライシャンプーの使い方は?入浴介護ができない時におすすめのシャンプー4選

【ホームヘルパー監修】ドライシャンプーの使い方は?入浴介護ができない時におすすめのシャンプー4選

入浴介護ができないとき、仕方ないと思っていても、「頭や髪のニオイ・ベタつき」は気になるもの。

汚れやニオイが残っていると不快に感じ、さっぱりしたいものです。

そんな時に使えるのが、ドライシャンプーという商品。

お風呂に入らなくても髪と頭皮をケアできるシャンプーで、高齢者の介護や看護に使われています。

そこで、ドライシャンプーの使い方とおすすめ商品を紹介します。

監修者:まみ

ホームヘルパー2級(訪問介護員2級養成研修課程修了)。
訪問・デイサービス・介護施設を見てきた経験あり。
家族の介護経験も活かして記事を作ります。

ドライシャンプーの使い方

スプレータイプや泡タイプなど様々な種類がありますが、使い方は簡単。

以下はドライシャンプーの具体的な使い方です。

1. ブラシで髪をよくとかす
2. ドライシャンプーを髪につける
泡の場合は手に取り、髪と頭皮になじませる
スプレーの場合は、髪に直接吹きかける
3. 髪と頭皮によくなじませ、指の腹でマッサージしながら洗う
クシでとかすこともできる
4. 濡れタオルで髪と頭皮をよく拭き、タオルかドライヤーで髪を乾かす

なお、ドライシャンプーの基本的な使い方は上記のような流れですが、使用する製品の説明書に従ってください。

ベッドで使用する場合は、枕が汚れないようにタオルを敷いておくとよいでしょう。

拭き取り用のタオルは、柔らかいフェイスタオルなど、温かく濡らしたタオルの使用をおすすめします。


介護におすすめドライシャンプー4選

ここからは、介護におすすめのドライシャンプーを紹介します。

ハビナース お湯のいらない泡シャンプー

さまざまな介護用品を扱うハビナースのドライシャンプー。

商品のキャッチフレーズは「ホームケアの新習慣、介護から生まれたクリーンケアシリーズ」。

ホームケア向けの商品なので安心です。

泡タイプのドライシャンプーです。

適量を手に取り、髪になじませます。

フローラルの香りで、汚れもニオイも落とします。

また、コンディショニング成分配合で、なめらかな仕上がりが期待できます。

泡が髪や頭皮に吸着して汚れを浮き上がらせるため、マッサージした後はタオルでしっかり拭き取りましょう。

スティーブンノル ニューヨーク ドライシャンプー N

余分な皮脂を吸着する植物由来のパウダーが特徴です。

マスキング力のテストでは、汗のイヤなニオイを抑えることができまs。

香りが多く残るタイプなため、髪にいい香りをつけたい人にぴったり。

「石鹸の香りが心地よい」「ずっと嗅いでいたい」など、TPOを問わず清潔感のある香りが人気です。

頭皮に当たったときの清涼感と、強い噴射力で、さっぱりしやすいと好評。

小さなスプレーサイズなため、バッグに入れて持ち運びも便利です。

フレッシィ ドライシャンプー スプレータイプ

爽やかな香りが特徴です。

頭皮と髪全体に数回スプレーし、頭皮をマッサージした後、乾いたタオルで拭き取ります。

拭くときに速乾性のタオルを使うとよいでしょう。

フレッシュケア ドライ シャンプーシート

使い方は、シートを髪と頭皮に貼って拭き取るだけ。

スプレータイプや泡タイプよりも使いやすく、ラベンダーの香りが特徴です。

ドライシャンプー使用上の注意

ドライシャンプーはあくまでもお風呂に入れない時の代替品です。

衛生管理や清潔を保つためには、お風呂に入って「洗い流す」のが一番です。

使い続ける場合は、時々洗い流してください。

拭き取り不要の製品もありますが、湿らせたタオルで拭くとより清潔になります。

使うときはゴシゴシこすりすぎないように注意し、やさしくマッサージします。

身体拭きも取り入れる

お風呂に入れない人のための介護用品として「からだふき」があります。

その名の通り、体を拭くためのボディシートです。

洗い流し不要の洗浄剤もあります。

介護用には、ドライシャンプーと身体拭きがあると便利でしょう。

介護用・災害時用にドライシャンプーを持っておこう

ドライシャンプーにもいろいろな種類がありますが、基本的に使い方は同じです。

介護用だけでなく、いざという時のために一家に一本持っておくと良いでしょう。

ライフハックカテゴリの最新記事