ヒョウモントカゲモドキに寄生する虫(寄生虫)にはどのような種類がいるのかを紹介します。
また、ヒョウモントカゲモドキの寄生虫の駆除方法と、注意点も合わせてチェックしていきましょう。
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫とは
ヒョウモントカゲモドキに発生する寄生虫には様々な種類があります。
主な寄生虫の分類について見ていきましょう。
線虫類
線虫は、「カイチュウ(回虫)」「ギョウチュウ(蟯虫)」などが挙げられます。
1cm~20cm程の大きさになります。
回虫は動物の糞の内部に卵を生み、餌を介して伝染することが一般的です。
条虫・吸虫類
条虫・吸虫類は、ヒル、サナダムシなどが有名です。
サナダムシは糞で感染します。
原虫類
原虫は、アメーバが挙げられます。
極めて小さく、大きな病気につながることはありません。
しかし、合併症を引き起こすことがあるため注意が必要です。
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫の駆除方法
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫を駆除する場合、必ず獣医師の指導のもと行いましょう。
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫の駆除方法や駆除中の飼育方法について紹介します。
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫の種類を調べる
ヒョウモントカゲモドキがどのような寄生虫を持っているかを検査します。
通常は糞を検査しますが、ヒョウモントカゲモドキの寄生虫検査に必要なものについてはあらかじめ動物病院に確認しておきましょう。
動物病院に行く際の注意点
病院に行く当日にした糞を持っていく必要があります。
日にちが経過しているものでは、寄生虫の形状が変化したり、寄生虫が動かなくなったりするためです。
検査を行い、寄生虫ごとに適した駆虫薬を処方されます。
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫を駆除する期間の飼育方法
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫を駆除するために投薬している期間は、飼育方法にも注意が必要です。
湿度と温度を管理
湿度と温度を管理せずに寄生虫の駆除を行うと、症状が悪化する可能性があります。
感染対策
排泄物をすぐに処理する、常に飲み水を新鮮なものにするなど、ヒョウモントカゲモドキが寄生虫に感染しない環境を整えましょう。
特に、ヒョウモントカゲモドキにに糞が付着していないかどうかをしっかり確認する必要があります。
駆除薬を正しく使用する
ヒョウモントカゲモドキに薬を投与するため、必ず獣医師が指示する内容を守りましょう。
なお、駆除薬を全て投与しても、確実に寄生虫がいなくなっているとは限りません。
そのため、必ず再検査が必要です。
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫駆除は正しい方法で行うことが大事
ヒョウモントカゲモドキの寄生虫の駆除は、簡単なことではありません。
十分な知識がなく駆除薬を投与すれば、寄生虫を駆除できないだけではなくヒョウモントカゲモドキの身体に大きな負担をかけます。
ヒョウモントカゲモドキの命にかかわる可能性が高いため、ヒョウモントカゲモドキの治療を行える動物病院・獣医師の診察を受けて駆除を行いましょう。
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