チンチラはエアコンなしでも飼える?暑さ対策が重要な理由とおすすめの対策4選

チンチラはエアコンなしでも飼える?暑さ対策が重要な理由とおすすめの対策4選

チンチラはエアコンなしでも飼える?暑さ対策が重要な理由とおすすめの対策4選

チンチラの飼育にはエアコンが必須と言われています。

しかし、電気代が不安な方は、「エアコンなしで飼いたい」と考えることもあるでしょう。

そこで、チンチラはエアコンなしでも飼えるのかや、暑さ対策について解説します。


チンチラはエアコンなしでも飼える?

チンチラはエアコンなしでも飼えるのかと聞かれれば、答えは「yes」です。

ケージを用意したり、専用の餌を用意したりするのと同じで、ペットを飼う上で絶対に必要というわけではありません。

しかし、梅雨から夏にかけて気温と湿度が上昇する地域ではエアコンは必要であり、エアコンがないと不快に感じます。

チンチラは高温多湿に弱いです。

高温多湿の日本の梅雨や、人間の体温近くまで気温が上がる真夏では、とても生活できません。

夏でも涼しい地域でない限り、エアコンは必要だと考えてください。

チンチラのように暑さに弱い小型ペットは多いので、夏に飼い始めるのは得策ではありません。

秋から冬にかけて飼育を始めるのがベストでしょう。

秋から冬にかけて飼い始めると、寒い季節は新しい環境(飼い主の家)に慣れることができ、春になると徐々に気温が上がってくるので、それに合わせることができます。

エアコンでチンチラのストレスを軽減できる

真夏の気温が30度を超えてから飼育を始めると、ペットショップと新しい環境の温度差でストレスを感じ、飼い主さんも新しい環境の緊張感でストレスを感じてしまいます。

これでは、飼育を始めたばかりのペットに大きなストレスを与えてしまいます。

また、秋から冬にかけて飼育を始めるのであれば、飼育開始時にいろいろと準備する時期が終わってからエアコンを購入することで、1回分の費用を抑えることができます。

チンチラの暑さ対策4選

エアコンを付けていも暑い、停電でエアコンが使えないなど、トラブルが起こることもあるでしょう。

そこで、エアコンと合わせて使う、エアコンが使えないときに一時的にチンチラの暑さ対策をする方法を紹介します。

氷ペットボトル・大型氷嚢

適当な2リットルのペットボトル(なければ500mペットボトル数本でOK)に氷を入れ、冷凍庫で凍らせて「氷ペットボトル」を作ります。

パンパンにすると破裂する可能性があるので、8分目くらいに使うのがベスト。

また、長時間使える大きめの硬い氷嚢を用意しておくと良いでしょう。

停電やエアコンがいつまで使えないかわからないので、できるだけたくさん用意しておくと安心です。

これを用意しておけば、ケージの上や周りに置いて空気を少し冷やしたり、扇風機の後ろ(前でもOK)に置いてちょっとしたクーラーの役割をさせることができます。

保冷グッズ

停電時だけでなく、普段から使える保冷グッズを用意しておきましょう。

クーラーが効いていても、チンチラによっては室内を走り回って一時的に体温を上げると暑く感じることもあり、停電時でも使えます。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーといえば、USB端子でスマートフォンなどに電力を供給するイメージがありますが、AC出力ができる小型のものもあります。

ポータブル電源がパワーアップしたイメージです。

AC対応であれば、消費電力の少ない機器(例えばチンチラ用のスポットクーラーなど)であればコンセントから給電できるものもあります。

あまり長時間は難しいですが、停電が1~2時間続くようなら、モバイルバッテリーでスポットクーラーに給電し、周囲に氷のペットボトルを置いて空気を冷やすという方法もあります。

また、ここ1~2年は高性能のハンディ扇風機が多く発売されている。

停電中はクーラーはもちろん扇風機も使えませんが、モバイルバッテリーで動かせるタイプのハンディ扇風機もあるので、大型のハンディ扇風機と氷ペットボトルの組み合わせで冷風を送ると便利です。

ポータブル電源

やはりモバイルバッテリーでは小型機器への給電は1~2時間が限界。

その場合、次の選択肢は「ポータブル電源」です。

jackery ポータブル電源シリーズは、冷蔵庫まで移動できるのは心強い。

jackery ポータブル電源シリーズに限らず、エアコンを数時間動かせる製品は他社からも出ています。

ただし、エアコンに関しては100Wか200Wかで電源の形状が異なります。

家庭の環境に合わせて、必要なワット数のポータブル電源を選ぶ必要があります。

また、ポータブル電源にはオプションでソーラーパネルが付属しているものもあり、日中の太陽光を利用して電気を蓄えることができます。

さらに、バッテリーを増設できるものもあるので、うまく組み合わせれば、かなり長時間家電を動かすことができます。

どこまで準備するかにもよるが、値段は10万~50万と幅広く、停電にどれくらい備えるか?によってかなり変わってくるでしょう。

真夏はエアコンが必要!気温と湿度を見てチンチラの暑さ対策をしよう

人間でも危険なほどの気温と湿度の中で、チンチラの飼育をすることは危険です。

日によってはエアコンを消してもよい場合がありますが、基本的に暑い季節にはエアコンを使用して暑さ対策が必要です。

エアコンは年中稼働していても、特に夏場は「もしも」の時を考えおいたほうが安心です。

もし、突然の停電で、大切なチンチラが弱ってしまったら……。

そんな後悔をしないためにも、できる限りの準備が必要です。

備えあれば憂いなし、です。

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