ふわふわの毛並みとつぶらな瞳が魅力のチンチラ。
そのやわらかい毛は世界で最も密度が高いといわれ、一本の毛穴から60本以上の毛が生えています。
しかし、この美しい毛並みを保つためには、定期的なグルーミングやブラッシングが欠かせません。
チンチラは自分で毛づくろいをしますが、毛玉や抜け毛を放置すると、毛球症や皮膚病の原因になることもあります。
ここでは、チンチラの正しいお手入れ方法や頻度、嫌がるときの対処法、風呂(砂浴び)の必要性について詳しく解説します。
チンチラのグルーミング・ブラッシングのやり方
チンチラは年に数回の換毛期があり、その時期には大量の抜け毛が出ます。
毛が細く軽いため、舞い上がりやすく、飼い主がアレルギー反応を起こすこともあるため注意が必要です。
正しいグルーミングは、チンチラの健康と毛並みの維持に役立つだけでなく、信頼関係を築く大切な時間にもなります。
手順① 毛を軽く湿らせて準備する
まずは静かな環境でチンチラを落ち着かせましょう。
グルーミング前に小動物専用のミストスプレーを軽く吹きかけ、毛の表面を少し湿らせます。
これは静電気の発生を防ぎ、毛の絡まりをほぐしやすくするためです。
ただし、チンチラは水に弱いため、スプレーしすぎると体温が下がってしまいます。
「しっとり」ではなく「少ししめる程度」が理想です。余分な水分はタオルで軽く拭き取ります。
天然由来成分のドライシャンプーを併用すれば、毛艶アップや皮膚の健康維持にも効果的です。
手順② 指で優しく抜け毛を取る
毛並みに沿って撫でたあと、お尻から頭に向かって逆毛を立てるようにマッサージします。
これにより、すでに抜けている毛が自然に取れ、毛詰まりを防げます。
力を入れすぎると健康な毛まで抜けてしまうため、「軽くなでる」程度の圧で十分です。
チンチラが嫌がる場合は、一度手を止めて安心させてから再開しましょう。
手順③ ブラッシングで整える
ブラッシングは「抜け毛を取る」よりも「毛並みを整える」意識で行います。
毛の流れに沿って優しくブラシを動かし、表面の絡まりをほぐしていきます。
毛が引っかかる場合は無理に引っ張らず、少しずつほぐしてください。
チンチラの毛は非常にデリケートで、強くブラッシングすると毛切れを起こします。
手順④ コームやスリッカーで仕上げる
仕上げには、コームやスリッカーを使って毛を整えます。
ピンが皮膚に触れないよう、浅く当てて滑らせるのがポイントです。
スリッカーの中でも、小動物専用のソフトタイプや防サビ性のあるステンレス製がおすすめ。
繊細なチンチラの毛を傷つけず、美しい光沢を保てます。
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チンチラのグルーミング・ブラッシングの頻度
チンチラのブラッシングは毎日行う必要はありません。
基本的には週に1~2回を目安にしましょう。
ただし、換毛期や季節の変わり目は抜け毛が多くなるため、頻度を増やすのがおすすめです。
また、砂浴びをしなかった日や、毛が絡んでいると感じたときにもブラッシングを行いましょう。
チンチラは習慣を大切にする動物なので、毎回同じ時間帯に行うと安心して受け入れてくれます。
チンチラのグルーミング・ブラッシングにおすすめのアイテム
チンチラの毛は密度が高いため、専用アイテムを使うことが重要です。
ここでは、初心者でも使いやすいブラシを紹介します。
スリッカー
スリッカーは、細かいピンが曲がった形状をしており、毛玉の除去や毛並みの調整に最適です。
ソフトタイプは肌当たりがやさしく、敏感なチンチラにも安心して使えます。
定期的に使うことで、抜け毛の絡まりを防ぎ、毛並みにツヤが出ます。
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ラバーブラシ
ラバーブラシは、柔らかいゴム素材でできており、マッサージ効果も得られます。
毛を引っ張らずに自然に取れるため、ブラッシングが苦手なチンチラにもおすすめです。
撫でるように使うだけで抜け毛が取れ、皮膚の血行促進にもつながります。
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チンチラがグルーミングやブラッシングを嫌がるときの対処法
チンチラがブラッシングを嫌がるのは、恐怖や痛みを感じたときです。
そのような場合は無理に続けず、スキンシップの延長として少しずつ慣れさせましょう。
グルーミングの代わりにおすすめなのが、チンチラの大好きな「砂浴び」です。
砂浴びで自然に被毛をケアする
野生のチンチラは火山灰や砂地で体を転がし、余分な皮脂や汚れを落とします。
この本能的な行動を再現するのが砂浴びです。
市販のチンチラ用砂(火山灰や珪砂)を使い、深めの容器に入れてあげましょう。
1日30分程度、チンチラが自由に転がれる時間を作ると理想的です。
砂は見た目がきれいでも汚れが溜まりやすいため、毎日交換するようにしましょう。
⇒⇒【小動物の砂遊びについては、こちらの記事もご覧ください】
ハムスターの砂浴びの必要性|頻度やタイミングは?|おすすめハウスも紹介!
普段からのスキンシップが大切
チンチラにとってグルーミングは、体調管理と同時に信頼関係を築く行為でもあります。
日常的に優しく撫でたり、ラバーブラシで触れ合うことで、ブラッシングを「嫌な時間」ではなく「安心できる時間」として認識してくれます。
チンチラは風呂に入れる必要がある?
チンチラの「お風呂」は、水ではなく砂浴びで行います。
毛が水を含むと乾きにくく、低体温症や皮膚炎を引き起こす恐れがあります。
そのため、決して水風呂に入れてはいけません。
砂浴びを定期的に行うことで、チンチラ自身が自然に体を清潔に保てます。
まとめ|定期的なグルーミングでチンチラの健康と美しい毛を守ろう
チンチラの毛並みを保つには、ブラッシング・砂浴び・観察の3つがポイントです。
過度なケアはストレスになりますが、放置すると毛球症などの病気のリスクが高まります。
飼い主の手で優しくお手入れしながら、健康と絆を育てていきましょう。
ふわふわの毛並みと穏やかな性格を長く楽しむために、チンチラのペースに合わせたお手入れを心がけてください。
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