狆は寒さに弱い!秋~冬の寒さ対策5選

狆は寒さに弱い!秋~冬の寒さ対策5選

狆は全身が毛で覆われており、人間よりも寒さには強いとされています。

しかし、基本的には室内犬で、1年中エアコンで温度管理をされているため、寒さや暑さに強いとも言い切れません。

特に、子犬やシニア犬、狆といった小型犬は注意が必要です。

そこで、狆の冬の寒さ対策と、狆が寒さを感じる温度を紹介します。


狆が寒さを感じる温度

狆といった小型犬は体が小さいため、身体の奥まですぐに寒さが伝わります。

また、狆だけではなく体温調整が十分にできない子犬は、暑さや寒さに弱いです。

シニア犬も同じように、体温を調整する機能や筋力量が減っているため、寒さに対応しにくいといえるでしょう。

個体差はあるものの、5~10度以下で寒いと感じることが一般的です。

さらに、日頃から暖かい場所で暮らしていることが多い狆は、10度以上でも寒いと感じることがあります。

狆の寒さ対策5選

狆が寒さを感じないように、気温が低くなってきたら寒さ対策をしましょう。

毛布を使う

狆が室内で過ごす場所にブランケットを敷きましょう。

狆が毛布にも潜ったり上に乗ったりなど、寒さを感じないように自由に使ってくれます。

特に、外出時や寝る際に狆が過ごす場所の暖房を切る場合、狆は寒さを感じます。

そのため、毛布と合わせて以下で紹介する寒さ対策も行いましょう。

防寒機能がある服を着せる

外出ときはもちろん、家の中でも防寒機能が付いた服を着せてあげるのが良いでしょう。

ウール素材やポリエステルなど、薄く風が通るような洋服は寒さ対策には役立ちません。

ダウンコートやナイロン素材の、防寒機能が高い洋服を選びましょう。

また、首を温められるマフラーもオススメです。

狆がシニア期に入り、室内でも寒さを感じているのであれば、室内でも動きやすく軽めの防寒機能がついた服を着せてあげましょう。

なお、子犬の頃から室内で洋服を着せたまま過ごさせていると、体温の調整機能が発達しない可能性があるため注意が必要です。

さらに、防寒機能が高い人は通気性が良いとはいえないため、皮膚病になる可能性もあります。

シニア犬以外は、基本的に室内で洋服を着せたまま過ごさせないほうが良いでしょう。

断熱材を使う

寒い地域や床暖房ではないフローリングでは、アルミ製の断熱マットを使うと、狆の寒さ対策ができます。

また、アルミシートを使ったペット用のマットも販売されているため、ペットグッズを活用するのも良いでしょう。

断熱効果が期待できるマットは、動物病院に行く際や、旅行のときにもキャリーの中に入れて活用できます。

ペットヒーターを使う

電気を使用するペットヒーターを使う方法もおすすめです。

特に、病気の治療中や病気を治療した後で体力が低下している場合や、シニア犬はペットヒーターを使うおすすめです。

人間用のホットカーペットや電気毛布は、狆が「暑い」と感じます。

しかし、ペットヒーターは犬が快適だと感じる温度までしか上がらないため安心です。

ただし、子犬はコードをかじる危険性があるため注意しましょう。

さらに、カイロは袋と破いて誤飲すると命に関わるため、犬には使わないことが重要です。

マッサージをする

血行が悪くなりやすいシニアの狆には、散歩に行く前にマッサージをして血流を良くしてあげましょう。

足先や耳、尻尾は冷えやすいです。

優しく揉んだり撫でたりすると、血行が良くなるでしょう。

狆が散歩から帰ってきた後も、耳や足先が冷えているためマッサージをしてあげます。

気温が下がってきたら狆の寒さ対策をしよう

気温が何度になると寒さを感じるのかは、狆年齢や体調、飼育環境によって異なり、個体差もあります。

しかし、狆は寒さが苦手な犬種です。

狆が室内で過ごす場合も、散歩や動物病院、旅行など外出するときにも、しっかりと寒さ対策をしましょう。

⇒⇒【こちらの記事もオススメ】
ペット保険の資料請求するメリット・デメリット!ポイントも解説
狆は飼いやすい?無駄吠えする理由や吠えたときの対処法
狆は大量に毛が抜ける?抜け毛に悩まされる?普段のケア方法

犬/猫カテゴリの最新記事