フリーランスとして働いていたり在宅ワークをしていたりする人の働き方の特徴は、自分で仕事のスケジュール調整し、ある程度時間を自由に使えること、自宅にいる時間が長いことだといえます。
そのため、犬を飼う場合には、時間を比較的自由に使えるといった特徴を生かし、運動量が多く散歩の時間を確保しなければならない犬種を飼うことがおすすめです。
これらを踏まえて、おすすめの犬種を紹介します。
フリーランスや在宅ワークの人が犬を飼うメリット
犬種を問わず、犬は必ず散歩に連れて行く必要があります。自宅の中で遊ばせていたとしても、犬にとっての散歩は運動をする目的だけではないのです。
社会性をはぐくみ、体を動かしたり色々な物を見たりニオイを嗅いだりすることで、ストレスを発散します。
フリーランスや在宅ワークの人は子犬の頃から十分な散歩時間を確保しやすいので、明るくて社交的な犬に育つでしょう。
犬にとってのメリットだけではなく、長時間自宅に居ることになるフリーランスや在宅ワークの人が外出する機会ができることがメリットです。
また、散歩以外の世話や、おもちゃで遊んであげる、おやつをあげてコミュニケーションを取るといったことは、気分をリフレッシュすることにもつながるでしょう。
散歩時間を確保できる人や自分の運動不足も解消したい人におすすめの犬種
散歩を1日2回、1回30分ほどで、1回の散歩でおよそ2kmほど歩ける人におすすめの犬種です。
大型犬は1日2回、1回当たり1時間程度でおよそ4kmの距離を散歩させます。
・コーギー
・ボーダーコリー
・フレンチブルドッグ
・ボストンテリア
・ビーグル
・ラブラドールレトリバー
・ダルメシアン
ほかにも、パグやラブラドールなどもおすすめです。
これらは肥満になりやすい犬種であるため、おやつをあげすぎないことが大切ですが、しっかりと運動させることも重要です。
運動量の多い犬種の場合は一般的な散歩では満足できない場合が多いといえます。そのため、散歩の際には走ったり、時間に余裕があればドッグランに連れて行ったりと、十分に運動をさせてあげましょう。
散歩の際に必ず走らなければならないわけではないものの、室内犬が走れるのは散歩の時間だけです。散歩時間を確保しやすいフリーランスや在宅ワークの人は、散歩の際に走らせてあげると良いでしょう。
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フレンチブルドッグの子犬を迎える
忙しくて散歩の時間を確保しにくい人におすすめの犬種
フリーランスや在宅ワークをしている人のなかには、自宅に居る時間は長いものの、自由な時間を確保しにくいという人もいるでしょう。
そのような場合には、小型犬がおすすめです。
・トイプードル
・ポメラニアン
・ミニチュアピンシャー
1日1回30分程度、もしくは1日2回に分けて15分ずつ散歩をしてあげるのも良いでしょう。
「超小型犬や小型犬は散歩に行かなくても良い犬種」という誤った情報がありますが、散歩をさせなければストレスが溜まり運動不足になるほか、精神的・肉体的なストレスから健康を害するリスクがあります。
どれほど体が小さい犬種であっても散歩は必要であることを認識しておきましょう。
犬種を問わず保護犬を迎えるのもおすすめ
保護犬は、人間に心と体を傷つけられた犬達です。傷ついている犬を癒し、大切にしてあげられるのも人間だけだといえます。
人間におびえている保護犬は、一緒に暮らすなかで時間をかけて心を開いたり、十分なコミュニケーションを取ったりすることが重要です。
そのため、一緒に居られる時間が非常に長く、毎日長時間愛情表現をしてコミュニケーションを取れる、フリーランスや在宅ワークで働く人に適している犬種だといえるでしょう。
飼いやすい犬種は働き方によって異なる
フリーランスや在宅ワークの人におすすめの犬種は、散歩時間やコミュニケーションの時間をどの程度確保できるのかによって異なります。
自由な時間が比較的少ない人は超小型犬や小型犬、十分な散歩時間を確保できるのであれば中型犬や大型犬などです。
ペットとして飼育される犬は、犬種を問わず飼い主とコミュニケーションを取ることに幸せを感じます。
おもちゃで遊んでもらう、おやつをもらうといった触れ合いも大切ですが、飼い主と共に「何かを行う」ことに喜びを感じるのです。
散歩は飼い主と一緒に行う作業の1つであり、犬にとって幸せな時間です。フリーランスや在宅ワークの働き方の特徴を活かせるような犬種を選びましょう。