世界中で愛されるウミガメは、水族館で可愛らしい姿を見せてくれるなど、海の生き物の中でも身近な存在です。
また、マリンスポーツを楽しむ方にとっても、非常に魅力的な生き物でもあります。
しかし、日本には数種類のウミガメが生息しており、1年を通してどの様に暮らしているのか、知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで、ウミガメの基本情報から日本で暮らしている種類を紹介します。
また、なぜこれほどまでに世界中で愛されているのか、その理由も探ってみましょう。
ウミガメの基本情報
ウミガメは非常に古くから存在している生き物です。
世界中には8種類ほどのウミガメが存在しており、世界で最も大きなウミガメは「アーケロン」という種類であるといわれています。
その体長はおよそ3.5mと世界最大の大きさです。
ウミガメには甲羅が付いていますが、一般的なカメの様に手足、頭を甲羅にしまう事はできません。
ウミガメの甲羅は、海中をスムーズに泳ぐためについているものなのです。
ウミガメは色が鮮やかであることも特徴であり、青や黄色、黒など様々な種類が確認されています。
日本に生育するウミガメ
日本では、アカウミガメ、タイマイ、ヒメウミガメ、オサガメ、クロウミガメが生息しているといわれています。
タイマイは沖縄など南部に生息しており、沖縄付近で産卵します。
沖縄以外で見られるウミガメはアカウミガメが多く、世界中の広い地域に生息している種類です。
日本では伊豆でも多く見られる種類であり、小田原などに住みついていることでも有名です。
ウミガメといえば沖縄といった南国をイメージする方も多いでしょう。
しかし、実際には全国で見る事ができるのです。
ウミガメの1年の過ごし方
ウミガメの過ごし方は、メスやオス、子供によって異なります。
メスのウミガメは2月~3月に妊娠し、4月~7月が産卵期です。
1年でおよそ100個の卵を、3回~4回に分けて砂浜で産卵をします。
およそ3週間の間隔で産卵を行いに砂浜へ上陸するのです。
生まれたばかりのウミガメは、数日間休まずに海に向かって歩きます。
海の中で成長し、メスは産卵のために砂浜に戻るというサイクルです。
ウミガメの性別は海の水温によって変化するといわれており、暖かいとメスが生まれる確率が非常に高くなります。
温暖化が問題視されている中で、9割以上のウミガメがメスになっていると言われているのです。
ウミガメが愛される理由
なぜ、ウミガメは世界中で愛されているのでしょうか。
非常にシンプルな理由ですが、可愛らしい見た目が最も大きな理由であるといえます。
頭が丸く、瞳の大きなウミガメは、生き物のビジュアルとして可愛さがあるのです。
また、海の中をゆっくりと泳ぐ姿は癒しを与えます。
大きな手を優雅に動かし、海中を泳ぐ姿は魅力的です。
さらに、ウミガメは赤ちゃんの段階でも可愛らしい姿を見せており、世界中で愛されているのです。
生まれたばかりのウミガメは、一斉に沖に向かって歩きます。海に入り、大海原を小さな体で泳ぐ映像を見た事がある方も多いのではないでしょうか。
誰もが応援したくなる健気な姿も、愛される理由の1つとなっているのです。
実は種類が豊富なウミガメ
世界中で愛されているウミガメは、日本だけでも5種類、世界中に8種類が生息しています。
・沖縄以外でも見る事は可能
・温暖化により雄が減少している事が問題視されている
・愛される理由はビジュアルの可愛さ
・赤ちゃんウミガメの頑張る姿も感動を与える
テレビの映像、水族館、海の中など、ウミガメを身近に感じる方法は沢山あります。
魅力溢れるウミガメが絶滅しないように、地球を大切にするという意識を持つことも大切になるのかもしれませんね。