人間の食べ物のなかには、リスザルが食べてはいけないものも沢山あります。
リスザルが食べてはいけないものを誤飲すると、命にかかわることもあるため注意しましょう。
リスザルが食べてはいけないもの、食べてはいけない理由を紹介します。
リスザルが食べてはいけないもの①加工食品
リスザルは塩分を排泄できないため、味のついた加工食品は与えないようにしましょう。
塩分とリンが多く、腎臓に悪い食べ物です
リスザルが食べてはいけないもの②キュウリ
リスザル、人間、モルモットはビタミンCを合成できない体です。
体内でビタミンCを合成することができないため、食物から摂取しなければなりません。
しかし、キュウリにはビタミンCを破壊するアスコルビナーゼが豊富に含まれています。
リスザルが食べてはいけないもの、命に関わるほどのものではありませんが、与えない方が安全です。
カリフラワーやニンジンもアスコルビナーゼを多く含みますが、熱に弱いです。
そのため、茹でて与えると良いでしょう。
リンゴやバナナにも含まれている
リンゴやバナナにもアスコルビナーゼは含まれていますが、こすらなければ大丈夫です。
こすって空気に触れることでアスコルビナーゼが活性化してしまうため、ジュースを作る場合は柑橘類を混ぜるとアスコルビナーゼの活性が低下します。
リスザルはビタミンC欠乏症という病気で有名で、頭が大きく腫れます。
頭の腫れは早期に治療すれば手術で治すことができますが、大きくなると命に関わるため、ビタミンCを破壊する食べ物は基本的に与えないようにしましょう。
リスザルが食べてはいけないもの③ネギ類
リスザルが食べてはいけないものとして、以下のネギ類が上げられます。
●たまねぎ
●にんにく
●ゆり
ネギ類には、動物の血液を破壊する物質が含まれています。
貧血(赤い尿)、黄疸、下痢や嘔吐を引き起こし、ネギの茹で汁も危険です。
リスザルが食べてはいけないもの④桃の種
消化器にトラブルを起こします。
梅、びわ、あんずなどの種なども食べてはいけないものに含まれます。
種の中心には、有害物質のアミグダリン(ビタミンB17)やエムルシンが存在しているためです。
なお、リンゴの種やサクランボの種も注意しましょう。
リスザルが食べてはいけないもの⑤ジャガイモの芽や皮
ジャガイモの芽や皮には、胃腸障害を起こすソラニンという物質が含まれています。
リスザルが食べてはいけないものに注意して餌を準備しよう
リスザルは、好き嫌いが強く、偏った食事をする子がたまにいます。
食べてはいけないものとして挙げた食材は、適量であれば問題がなくても、毎日大量に与えることで有害物質も蓄積してしまいます。
迷ったら食べさせず、偏食ではない子であればモンキーフードを食べさせましょう。