出産すると育児で慌ただしくなるため、出産前に旅行を楽しみたいと考える夫婦は少なくありません。
しかし、妊婦が旅行をする際には注意すべきことも多いです。
そこで、妊婦が旅行をする前に知っておきたいことや、北海道旅行がしやすいホテルを紹介します。
妊婦が旅行する際の注意点
妊婦の場合は安定期(16週以降)に入ってから28週程度までにします。
ただし、体調には個人差もあるため、安定期に入ったからといってすぐに旅行して大丈夫ということではないので注意しましょう。
航空会社によっては、出産日が近い妊婦の搭乗を遠慮してもらっている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
旅先では急な体調の変化があっても主治医に診てもらうことはできないため、あらかじめきちんと診察を受けて医師に相談しておきます。
また、医師から許可が出ても、出発当日の体調に心配があったら中止することも大切です。
体に負担がかかりやすいので、連休などの混みやすい時期や無理なスケジュールでの旅行は避けます。
長時間の移動は控え(車移動がおすすめ)、重い荷物を持たないようにし、宿泊先には必ず妊婦であることを伝えましょう。
妊婦が北海道旅行をする際に注意したこと
寒い時期は体を冷やしてしまったり風邪をひいたりしやすいので、できるだけ避けましょう。
また、冬は積雪で足元が滑りやすいため妊婦にはおすすめできません。
夏は東京など本州と比べると気温は低めだが、湿度は高い傾向があります。
夏の気温は低めですが、場所によっては熱中症も心配されるため、注意が必要です。
妊婦が旅行に持って行ったほうがよいもの
●健康保険証
●靴下や羽織れるもの
●ナプキン
●妊婦用のパジャマや下着
●常備薬
破水や出血に備え、ナプキンを持っていきます。
また、旅先では調達しにくい妊婦用のパジャマや下着などは必ず忘れずに持参しましょう。
靴下や羽織れるものなど冷え対策グッズは、夏でも持っていると安心です。
妊婦におすすめのホテル1:翠蝶館
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉西3-57
翠蝶館は、女性専用の旅館なので夫婦での宿泊はできません。
しかし、薬膳料理や湯治などでストレスや冷え対策を中心にしており、女性がくつろげる宿になっています。
温泉は貸切も可能です。
落ち着きのある客室で、親娘や友人同士での北海道旅行に向いているでしょう。
妊婦におすすめのホテル2:日高オーベルジュ ナチュラルリゾート・ハイジア
所在地:北海道日高郡新ひだか町静内東別383-59
マタニティトリートメントがあるホテルです。
自家製野菜や地元産の食材を使った料理が楽しめて、日高の自然の中でゆったりした時間が過ごせるでしょう。
妊婦におすすめのホテル3:ホテルWBF札幌大通
所在地:札幌市中央区北1条西4-1-1 三甲大通公園ビル4F
札幌市内の観光に便利です。
ファミリー向けのゆったりした客室で、小さな子どもを連れての旅行にも向いています。
また、新鮮な食材を使った朝ごはんは50品目以上と豊富なことが魅力です。
移動手段やプランを相談しよう
妊婦は決して無理なスケジュールを組むのはNGです。
しかし、時期や場所を考えれば楽しめるプランもあります。
妊婦に合った移動手段やプランを、旅行会社に相談してみましょう。