脱皮不全は、レオパードゲッコーをペットとして飼う際に注意しなければならないことです。
レオパードゲッコーは脱皮をする時に湿度が低いと、皮膚を履かせず脱皮不全を起こします。
脱皮不全になると、残った皮膚を飼い主さんがしっかりと取り除かなければなりません。
もしくは、脱皮不全の症状が重い場合は動物病院で処置をしてもらう必要があります。
しかし、脱皮不全とはどのような症状であり、どのように対処するのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、レオパードゲッコーの脱皮不全とは何かや、脱皮不全の対処法を紹介します。
レオパードゲッコーの脱皮不全とは
レオパードゲッコーの脱皮不全とは、脱皮をする際に皮が剥がれず、まぶたや指先など体の一部に皮膚が残った状態です。
脱皮不全になると、皮膚が残った部分がうっ血し、壊死することがあります。
また、レオパードゲッコーが自分で皮膚を無理やり剥がそうと噛んでしまい、怪我をすることがあります。
さらに、まぶたで脱皮不全が起こると、眼球を圧迫し、目が開かなくなることがあります。
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レオパードゲッコーが脱皮不全になりやすい部位
レオパードゲッコーの脱皮不全は、指先、足先、まぶた、尻尾などに起こりやすいです。
レオパードゲッコーは、個体によっては脱皮が苦手だったり、脱皮不全に気づかなかったり、脱皮をするのが面倒になり止めたりすることがあります。
しかし、脱皮不全はレオパードゲッコーの健康に悪影響のため、飼い主さんがサポートしてあげましょう。
レオパードゲッコーが脱皮不全になった時の対処法
レオパードゲッコーが脱皮不全になった時には、30~40度くらいのぬるま湯に10分ほど温浴をさせます。
温浴で皮膚が柔らかくなりなったら、綿棒やピンセットを使って皮膚を丁寧にはがしましょう。
引っ張ったり、こすったりすると怪我をするため、少しずつ行います。
温浴をしても剥がせない場合や、目元などデリケートな場所は、動物病院で処置をもらうことが大切です。
レオパードゲッコー脱皮不全は壊死につながる!すぐに処置をしよう
レオパードゲッコーが脱皮不全にならないためにも、ゲージの湿度や温度をしっかり管理することが重要です。
脱皮不全は、放置すると最悪の場合壊死することがあるため、すぐに処置をしなければなりません。
簡単に皮が剥がれるようであれば良いですが、少しでも不安がある場合には動物病院で処置をしてもらいましょう。
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