クレステッドゲッコーは、見た目が愛らしく飼いやすいと言われる爬虫類のひとつですが、実際には非常に繊細な生き物でもあります。
元気がない、動かない、喉から音がするなどの異変は、日常のちょっとした変化がきっかけで起こることもあれば、病気のサインであることもあります。
本記事ではクレステッドゲッコーが見せる異変の原因と、その対処法を丁寧に解説していきます。
クレステッドゲッコーが元気ないと感じたらどうする?
飼っているクレステッドゲッコーがいつもと違って動かない、餌を食べないといった行動を見せると、不安になるのは当然です。
しかし、これは必ずしも病気というわけではなく、生活環境や季節的な変化によるものも少なくありません。
まずは落ち着いて、普段との違いを確認することが大切です。
ストレスによる一時的な不活発
クレステッドゲッコーは環境の変化に敏感で、ケージの位置を変えたり、照明時間がずれたりしただけでも一時的に活動量が減ることがあります。
こうしたストレスは自然な反応で、隠れたり動かなくなることが見られますが、数日で元の状態に戻るようであれば問題はないでしょう。
温度や湿度の問題が原因に
元気がないときにまず確認すべきは、ケージ内の温度と湿度です。
低温環境では代謝が落ち、クレステッドゲッコーは省エネルギーモードに入ってしまいます。
適切な温度管理(昼26~28℃、夜22~24℃)と湿度(60~80%)の維持は基本中の基本です。
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クレステッドゲッコーが硬直するのはなぜ?
「動かない」ではなく、「体が固まって動けない」という状態になると、より深刻な可能性が高まります。
このような硬直状態は、神経系や栄養不良が関係しているケースも多いため、見過ごしてはいけません。
カルシウム不足が引き起こす硬直
クレステッドゲッコーにとってカルシウムとビタミンD3のバランスは非常に重要です。
これが不足すると、代謝性骨疾患(MBD)を発症し、手足が震える、関節が腫れる、動けなくなるなどの症状が現れます。
MBDによる硬直は進行すると命にかかわるため、早期のサプリメント投与や紫外線照射が必要です。
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脱水による筋肉の異常収縮
湿度が足りないと体内の水分が失われ、筋肉が硬直することもあります。
特に冬場の乾燥時期は注意が必要で、毎日の霧吹きやウェットシェルターの設置が効果的です。
皮膚からも水分を吸収する生き物であるという点を忘れないようにしましょう。
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「鳴く」「喉の音」は健康状態のバロメーター
クレステッドゲッコーが鳴いたり、喉から異音を発したりすることは決して珍しいことではありません。
ですが、それが頻繁だったり、異常な音であれば、注意すべきサインです。
コミュニケーションとしての鳴き声
クレステッドゲッコーが「キュッ」とか「クックッ」といった小さな声で鳴くのは、繁殖期やストレス時に見られる正常な行動です。
オスは特に発情期になると鳴いて存在をアピールする傾向が強まります。
単発的な鳴き声であれば、健康上の問題はないと見てよいでしょう。
喉からの異音は呼吸器トラブルかも
一方で、「ゴロゴロ」「ヒューヒュー」といった持続的な音や、呼吸に合わせた異音が聞こえる場合は要注意です。
呼吸器感染症や肺炎の初期症状である可能性があり、病院での診断と投薬が必要になるケースもあります。
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元気を維持するための毎日のチェック項目
日々の観察を通じて、元気がない・鳴く・硬直などの異変に早く気づくことができれば、重症化を防ぐことができます。
大切なのは、小さな変化を見逃さない習慣です。
餌の量・便の様子・活動時間を記録する
食べた量やタイミング、排泄の回数・状態などはすべて健康の指標になります。
特に便の状態は体調のバロメーターで、急に緩くなる、黒くなる、出なくなるといった変化がある場合は、病気の兆候と判断できます。
湿度と温度は毎日確認を
温湿度計を活用し、1日数回は環境を確認しましょう。
湿度が低いと喉の粘膜が乾燥し、喉から異音が出やすくなります。
定期的な霧吹きは、鳴く・動かないといった症状の予防にもつながります。
病院に行くべきか迷ったら?早期判断が命を守る
元気ない状態が2日以上続いたり、硬直や喉の音など明らかな異常が見られた場合は、自己判断せず動物病院で診てもらうべきです。
特に爬虫類専門医の存在は心強い味方となります。
受診時には記録を持参
食事量、排泄の様子、温度湿度の推移など、できる限りの情報をメモしておくと診断の助けになります。
症状が再現されない場合でも、行動記録が医師の判断材料になることは多いのです。
診察までの応急処置
明らかに呼吸が苦しそうなときや、完全に動かない状態であれば、ケージ内の温度を保ち、湿度を高める応急対応をしておきましょう。
とはいえ、これはあくまで一次対応に過ぎませんので、可能な限り早く医師の診断を受けることが何よりも大切です。
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クレステッドゲッコーの異変を見逃さないために
クレステッドゲッコーは物言わぬ小さな生き物ですが、行動や身体の状態から多くのサインを発しています。
「元気がない」「鳴く」「喉から音がする」「硬直して動かない」──これらはすべて見逃してはならないメッセージです。
飼い主として最も大切なのは、日々の観察と冷静な対応です。
正しい知識を持ち、異常に気づいたら迷わず行動するという積み重ねが、クレステッドゲッコーの健やかな毎日を支えることにつながります。