モルモットを多頭飼いする際には、お迎えするモルモットの性別を決める必要があります。
モルモットに子どもを産ませて増やしたいという場合を除き、同じ性別のモルモットを迎えるのがおすすめです。
なぜ同じ性別同士のモルモットを飼うのが良いのか、主な理由を紹介します。
モルモットは繁殖力が高い
モルモットをオス・メスで多頭飼いすることは可能です。
しかし、モルモットの繁殖力が高いため、簡単に繁殖してしまいます。
モルモットの子供が生まれても全員を飼えないのであれば、性別が違うモルモットを多頭飼いするのは厳禁です。
モルモットのメス同士を飼う方法と注意点
モルモットのメス同士は、オス同士と比較して多頭飼育しやすいでしょう。
理由は、メス同士だとお互いを受け入れやすいためです。
同じケージで多頭飼いをしても、争いになりにくいでしょう。
しかし、同じケージで飼う場合には広いケージを使用し、寝る場所は個別に造ってあげる必要があります。
モルモットのメス同士でも絶対に争いにならないわけではないため、ストレスにならないようにしてあげなければなりません。
また、モルモットのメス同士でも、元々飼っていたケージに新しいモルモットを入れず、1回は別々のケージに入れて様子を見る必要があります。
いきなり新入りを同じケージに入れることはせず、一度別のケージで様子を見てから同じケージに移動させます。
モルモットのオス同士を飼う方法と注意点
モルモットのオス同士を飼うと、群れのなかでの順位や縄張り争いをします。
また、喧嘩が激しくなり、モルモットが怪我をしたり、喧嘩を止めた際に飼い主さんが怪我をしたりといったことがあるため注意しましょう。
オス同士は、相性によって多頭飼いの難易度が高くなります。
いきなり同じケージにモルモットを入れると、大げんかになるリスクが高いため注意が必要です。
モルモットの多頭飼いをする際の準備
新しく飼うモルモットを見て、現在飼育しているモルモットとの相性を考えましょう。
多頭飼いを決めたら、ケージ、給水ボトル、エサ入れを準備します。
同じケージでモルモットを飼う場合は、広いケージを購入しなければなりません。
1匹なら小さめのケージを追加で購入しましょう。
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同じケージで飼いたい場合は広めのケージを準備します。
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また、同じケージで飼う場合でも、寝床と給水ボトル、エサ入れはそれぞれ用意します。
給水ボトル、エサ入れを一緒にすると、どちらがどのくらいのエサを食べたか分からなくなり、健康管理に支障が出ます。
そのため、別々のものを用意しましょう。
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モルモットの多頭飼いはメス同士がおすすめ!
モルモットを増やす予定がない場合は、メス同士で多頭飼いをするのがおすすめです。
メス同士は喧嘩が起こりにくく、同じケージで飼える可能性があります。
ただし、モルモットの性格によっても異なります。
まずは別々のケージで飼育して、様子を見ながら同じケージでのモル同居を検討しましょう。
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