フクロモモンガが汚れているからお風呂に入れたい、定期的にお風呂に入れる必要はないのかなと、疑問を抱く方も多いでしょう。
そこで、フクロモモンガはお風呂に入れる必要があるのか、お風呂に入れる場合の方法や注意点を詳しく紹介します。
フクロモモンガはお風呂に入れる必要がない
基本的に、フクロモモンガはお風呂に入れる必要がありません。
フクロモモンガは自分で体を舐めて綺麗にしているため、お風呂に入れなくても病気になる可能性は低いためです。
何らかの理由で体が汚れ、自分で舐めて綺麗にできないときには、お風呂に入れることを検討しましょう。
お風呂に入れるかどうかは飼い主さんの考え方による
フクロモモンガは、お風呂に入れなければならない生き物ではありません。
また、お風呂に入れるのであれば注意しなければならないこともたくさんあります。
定期的にお風呂に入れている飼い主さんは、コミュニケーションのため、ニオイ対策などの理由で入れています。
しかし、フクロモモンガは嫌がってるのであれば、コミュニケーションは取れていないことにもなるため注意が必要です。
フクロモモンガの臭いの原因とは
フクロモモンガは、メスよりもオスのほうが体臭が気になります。
縄張りを守るために匂いを出すためです。
メスが一切にはないわけではありません。
また、排泄物を放置すると臭いが強くなります。
トイレのしつけはできないため、決められた場所で排泄しません。
ゲージの掃除は毎日行い、月に1度はケージをお風呂場で丸洗いして、外に出してしっかりと乾かすことによってニオイを軽減できます。
餌の食べこぼしも臭いの原因になるため、食器類は毎日洗って清潔にしましょう。
どうしても臭いが気になる場合には、脱臭機を使用するのもおすすめです。
空気清浄機ではなく脱臭機を使用しましょう。
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フクロモモンガをお風呂に入れる方法
フクロモモンガをお風呂に入れるときには、準備をすることや、ぬるま湯を使うことなど注意しなければならないことがたくさんあります。
フクロモモンガのお風呂の入れ方を、手順に沿って紹介します。
下準備をする
フクロモモンガのお風呂が終わった後のことを考慮して、ドライヤーやタオルはお風呂に入れる前に準備をしておきましょう。
また、部屋の温度が低いと体が冷えるため、あらかじめ部屋の温度を高く設定しておきます。
フクロモモンガは濡れた状態で体温を奪われ、体温調整ができないため風邪をひきます。
そのため、濡れた体をすぐに乾かせるように下準備をしましょう。
ぬるま湯につける
小さな容器にぬるま湯を入れ、数十秒だけ浸けてあげます。
ぬるま湯につける際には、フクロモモンガを手の上に乗せ、飼い主さんの手も一緒にぬるま湯の中に入れます。
また、ぬるま湯で洗うだけでも汚れは落ちます。
どうしても汚れが落ちないときには、ドライシャンプーを使いましょう。
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フクロモモンガは、お風呂に好んで入る動物ではありません。
ストレスや負担がかかるため、濡れている時間を最小限にしなければなりません。
また、シャワーの水圧はフクロモモンガにとっては非常に強く、シャワーで怪我をすることがあります。
そのため、シャワーは絶対に直接当てないようにしましょう。
フクロモモンガが過ごす部屋を暖かくする
フクロモモンガがお風呂から上がったら、すぐにタオルドライをします。
ドライヤーは体から距離をあけて、温風を当てます。
また、タオルは柔らかい生地のものを使用します。
フクロモモンガをどうしてもお風呂に入れたいときは短い時間で済ませよう
フクロモモンガは、自分の体を舐めて綺麗にしています。
自分で舐めて体の汚れを落とし、匂いをつける行為もしているのです。
フクロモモンガが自分で体を舐めることで、身体のメンテナンスを行っているといるでしょう。
飼い主さんから見ると、黄ばみや臭いが気になることもあります。
しかし、フクロモモンガにとってお風呂に入れていつも清潔にしていることが最良の状態ではありません。
舐めても取れないような汚れがついたときや、強い臭いがどうしても気になるときにだけ、お風呂に入れましょう。
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