ハリネズミによるアレルギー反応とは?飼い主がアレルギーになった際の対処法

ハリネズミによるアレルギー反応とは?飼い主がアレルギーになった際の対処法

ハリネズミと触れ合っているうちにアレルギーを発症する人は少なくありません。

結論として、アレルギーは一度発症すると治りにくいため、上手に付き合っていくしかありません。

そこで、ハリネズミが原因のアレルギー症状、治療法を紹介します。


ハリネズミが原因のアレルギー反応

ハリネズミが原因のアレルギー反応として、主な症状は以下の通りです。

・じんましん、湿疹
・くしゃみ、鼻水
・目の腫れ、結膜炎

アレルギーが出るタイミング

・ハリネズミと接触したとき
・ケージを掃除するとき
・部屋の中にいるだけでもダメ

アレルギー反応は、基本的にアレルゲンとなるタンパク質が体内に入ることで起こります。

アレルゲンとなるタンパク質とは、唾液、排泄物、フケなどです。

ハリネズミが原因のアレルギーの対策

ハリネズミの針にはできるだけ触れないようにしましょう。

ペット用の濡れたティッシュで針を拭き取ります。

また、手袋、ゴーグル、マスクを着用します。

排泄物を吸収しやすい素材に変更する方法も有効です。

例えば、木製チップから紙製フローリングに変更するなど。

さらに、できるだけ早く石鹸で洗い、部屋の換気をしましょう。

実際に、お風呂に入ったり、濡れたティッシュで針を拭いたりすると、アレルギー反応が軽減されたという方もいます。

床材をウッドチップから紙に変えたらアレルギーが収まった方もいるようです。

アレルギー反応は、飼い主の体調によって出たり出なかったり、症状が強かったり弱かったりします。

妊娠・出産で体質が変わり、アレルギーが出始めたという情報もあります。

アレルギー反応は体質によって症状が変わるため、適切な対処と無理をしないようにしてください。



ハリネズミの飼い主としての責任と法律について

外来生物法は、在来種への影響や人命・身体への被害を防ぎ、生態系を保護することを目的とした法律です。

特定外来生物に指定されると、許可なく輸入したり、繁殖させたり、屋外に放したりすることが禁止されています。

ハリネズミはこの法律に該当しないため、繁殖の規制はないですが、屋外に逃げ出したり、遺棄されたりして生態系に影響が出た場合は、繁殖に規制がかかることもあります。

また、寒さが苦手なため、日本で生きていくのは難しいでしょう。

飼い主としての責任を十分に理解し、最後まで面倒を見るか、どうしても難しい場合は新しい飼い主さんを探しましょう。


ハリネズミが原因でアレルギーが出たらまずは病院へ

まずはアレルギーの原因を特定するために飼い主さんが皮膚科や内科を受診しましょう。

詳しい検査結果を基に、ハリネズミの床材を変える、スキンシップの取り方を工夫するなどで対策をすることが大切です。

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