自社が「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれなかった!原因とすぐにできる対処法

自社が「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれなかった!原因とすぐにできる対処法

自社商品やサービス、施設が、サイトの「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれず不満を抱くことがあるでしょう。

「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれないことには原因があり、原因ごとに対処法が異なります。

また、対処法を誤ると最悪の場合、訴えられることもあるため注意が必要です。

そこで、「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれない原因と、すぐにできる対処法を紹介します。


自社が「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれなかった原因

自社商品やサービス、施設が、「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれない原因として、主に3つ挙げられます。

①アフィリエイト広告を出していない
②見落とされている
③条件に該当しない
④編集者やライターからの印象が悪い

まずは、原因から簡単にチェックしておきましょう。

アフィリエイト広告を出していない

「おすすめ●選」「ランキング」記事は、ブログやサイトで広告収入を得るために書かれています。

そのため、アフィリエイト広告を出していなければ選ばれないことがあります。

商品やサービス、施設が見落とされている

商品やサービス、施設は多くの種類があり、特定のものであっても全て確認できるわけではありません。

そのため、「アフィリエイト広告を出しているもののなかから」や、「限定した条件に該当するもののなかから」などの方法で選ばれています。

自社の商品やサービス、施設が全国的に、一般消費者にとって有名ではない場合、見落とされることがあります。

条件に該当しない

ウェブメディアの「おすすめ●選」「ランキング」は、一定の条件で商品やサービス、施設を選びます。

例えば、「プチプラ化粧水おすすめ●選」であれば、「プチプラであること」「化粧水であること」が必須条件です。

特定のジャンルの商品は、多くの人が購入できるよう、通販サイトやドラッグストアで取り扱っているかどうかなども加味されるでしょう。

条件に該当していなければ、当然選ばれません。

編集者やライターからの印象が悪い

サイトやブログの運営者、編集者、ライターが商品やサービス、施設を利用した経験があり、良い印象がなかった場合、「おすすめ●選」「ランキング」では選びません。

例えば、不良品だった、従業員の態度が悪かった、などです。

多くの人におすすめしたいものを紹介するので、悪いイメージがあるものは選びません。


「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれなかったときの対処法と注意点

自社の商品やサービス、施設が「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれなかった場合、正しい方法で対処すれば紹介記事に追記されることがあります。

そこで、正しい対処法を紹介します。

質問を送るのはおすすめできない

商品やサービス、施設が選ばれなかったのには、上記で紹介したように原因があります。

例えば、編集者やライターからの印象が悪かった場合、「なぜ自社が入っていないのか」と質問をしても、欲しい回答は得られないでしょう。

また、選定条件に該当しない場合も、「記事の趣旨を理解していない」と判断され、回答を得られません。

しかし、「参考までに選定理由を聞きたい」などの理由であれば、回答を得られることがあります。

なお、本当のことを回答するとは限らないため、質問を送る手間を考慮すると、おすすめできる行動ではありません。

クレーム入れない

「なぜ自社の商品やサービス、施設が選ばれなかったのか」「選ぶべきだ」など、クレームを入れても意味がないため止めましょう。

多くの人におすすめしたいものを紹介するので、悪いイメージがあるものは選ばないためです。

自社の商品やサービス、施設を不適切に低評価する、事実ではないことを書かれているであれば、クレームを入れても問題ありません。

しかし、「おすすめ●選」「ランキング」に選ばれなかった、というだけでは、クレームを入れる理由になりません。

何度もクレームを入れたり、嫌がらせをしたりすると、「悪質だ」と判断され法的措置を取られます。

インターネット上での誹謗中傷、嫌がらせに対する措置を取る方が増えており、近年では法律事務所、各弁護士も個人の特定や訴訟依頼に力を入れています。

安易なクレーム、嫌がらせは厳禁です。自分や家族、従業員の人生の時間が無駄になるので止めましょう。

「おすすめ●選」「ランキング」に納得できない場合は、正しい対処法があります。

問い合わせをする

一般消費者、ユーザーにとって有名ではない、リリースしたばかりなどの場合は、他社の有名サービス、商品に埋もれて見落とされている可能性があります。

問い合わせフォームから、自社の商品やサービス、施設の紹介文や、アフィリエイト可能な旨を送りましょう。

「おすすめ●選」「ランキング」記事の、商品・サービス・施設などの選定条件に該当している場合、記事で紹介される可能性が高いです。

どうしても原因が気になる場合、同時に質問文を入れてもよいでしょう。

最低限のマナーを抑えたビジネスメールを送る

SNSのコメントや個人でDMを送るような感覚のメールでは、対応されないことがほとんどです。

問い合わせを送る際には、挨拶や該当する記事のタイトル、起こしてほしいアクションなどを含め、ビジネスマナーを抑えたメールを送りましょう。


自社の商品やサービス、施設が「おすすめ●選」「ランキング」に入っていなくても対処できる

自社の商品やサービス、施設が「おすすめ●選」「ランキング」に入っていないと、「なんで?」「自信があるのに」「(特定の業界では)有名なはずのに」など、不満を抱くこともあります。

しかし、原因や対処法次第では、「おすすめ●選」「ランキング」に追記されます。

まずは原因を考え、大きなトラブルに発展しないように、適切な対処をしましょう。

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