普段は風邪をひきにくい人でも、出張でビジネスホテルに宿泊した際、乾燥が原因で風邪を引いたことがあるケースは多いのではないでしょうか。
仕事に支障が出ることもあり、風邪を引きやすい環境に対して不安を覚えている人もいるでしょう。
そこで、ビジネスホテルに宿泊する際の乾燥・風邪予防の方法を紹介します。
ビジネスホテルが乾燥しやすい理由とは
ビジネスホテルは、リゾートホテルのように開放感があったり自然の素材で作られていたりする建物ではないため、気密性でが非常に高いことが特徴です。
ビジネスホテルのドアを開けると冷えた空気を感じるという人も多いのではないでしょうか。
理由は、温度が低いことにより空気中に含まれる成分が少なくなっているためです。
また、エアコンで部屋を暖めることによって、温度そのものは上昇するものの湿度はさがり、部屋が乾燥してしまいます。
ビジネスホテルの構造の関係で、部屋の乾燥は避けられないといえるでしょう。
空気が乾燥することは、出張中に洗濯した下着などを乾かす際には便利ですが、体にはよい影響は与えません。
口や喉が乾燥するなどしてウイルスに感染しやすくなり、日頃風邪をひきにくい人でも喉にダメージを受ける可能性が高いです。
出張先のビジネスホテルで風邪をひかないようにするためのポイント
出張先で風邪を引かないよう、部屋の乾燥を予防する方法を紹介します。
毛布や布団を追加する
出張先のビジネスホテルで風邪をひかないようにする対処方法として、受付で追加の毛布や布団をレンタルする方法が挙げられます。
基本的に、ビジネスホテルでは予備の毛布が用意されているため「寒いから毛布を貸して欲しい」といえば無料でレンタルできるでしょう。
部屋着を持って行く
防寒機能のある部屋着を持参することも大切です。ビジネスホテルの部屋着は季節を問わず同じものを使用するため、冬は寒いと感じるケースが多いといえます。
部屋の中で暖かく過ごすためにも、日頃着用している部屋着を持参したり、防寒着を持参する方法が有効です。
カーテンを閉める
カーテンは必ず閉めて冷たい空気が入らないようにしましょう。
暖房をつけてもなかなか部屋が暖まらないと感じる場合にはカーテンを閉めるだけでも十分な効果が期待できます。
カーテンが二重になっている場合は厚手のカーテンもしっかりと締め、保温効果をあげることがポイントです。
マスクを着けて寝る
就寝する際にはマスクを着用し、喉からウイルスが入ることを予防します。
濡れマスクなどもありますが通常のマスクであっても自分の域によって十分に喉を潤す効果があるため、宿泊する日数分だけマスクを持参するとよいでしょう。
加湿器を使う
部屋が乾燥していると感じる場合や、風邪をひかないための対策として、加湿器や濡れタオルなどを利用した乾燥予防を行いましょう。
ビジネスホテルによっては、加湿器をレンタルしていたり設置していたりするケースもあります。
しかし、加湿器のレンタルや設置がない場合には、ポットを代用する方法も有効です。
部屋の中でお湯を沸かすことで、加湿器にも似た機能を果たすため、部屋の湿度を上昇させられます。
タオルを干す
お風呂で使用した濡れたタオルは、バスルームに干すのではなく就寝時に部屋の椅子にかけておくだけでも、湿度を上げるのに効果的です。
さらに、入浴時にバスタブへお湯を張ってた場合は、お湯を抜かない状態で放置することも乾燥対策につながります。
就寝するときまでお湯を張ったままにしておくだけでもよく、時間に余裕があればお湯を抜いて再度熱いお湯をバスタブに張ると、より効果的です。
ビジネスホテルの乾燥に注意!対策をしよう
出張中の仕事に支障が出ないよう、乾燥しやすいビジネスホテルの部屋では乾燥や風邪予防の対策を行うことが重要です。
また、出張中に風邪をひかないようにするためには、サービスのよいビジネスホテルを選ぶことも大切でしょう。