ブライダルベールの育て方!増やし方や刈り込みなどのお手入れ含めて解説!

ブライダルベールの育て方!増やし方や刈り込みなどのお手入れ含めて解説!

観葉植物として人気のブライダルベールは、小さな花の可愛らしさと育てやすさから、ガーデニング初心者にも人気の種類です。

沢山の花をつけるためボリュームもあり、飾っておくことで空間を華やかに魅せることもできるでしょう。

そんなブライダルベールの基本情報や、花言葉と風水も紹介します。

また、育て方や増やし方をチェックし、栽培にチャレンジしてみてください。


ブライダルベールとは?

ブライダルベールの原産地はメキシコ、正式名称は「タヒチアンブライダルベール」です。

小さな白い花がふんわりと咲くため、ウェディングベールにも見えることから呼ばれるようになりました。

日本には昭和50年代から育てられており、現在でも観葉植物として人気があります。

草丈は約20cm、環境を整える事によって、室内では1年を通して楽しめる点も魅力です。

温かい地域が原産であるため、寒さで枯れてしまいます。

ブライダルベールの育て方

初めてブライダルベールを育てる際にはブライダルベールを育てる準備から始めましょう。

苗の選び方

伸びている苗は、肥料が不足や日照不足も考えられます。

綺麗な花を咲かせている苗を選びたくなるものですが、葉も重要です。

緑色が濃く、張りのある葉の苗を選びましょう。

葉の大きさも揃っているものが理想です。

苗植えの時期

ブライダルベールの苗植えの時期は5月~9月になります。

苗植えの後は肥料を与え、ブライダルベールの生長をサポートしましょう。

綺麗にバランスよく花が咲くように、苗植え後の手入れは重要です。

また、7月~9月の日差しが強くなる時期に苗植えをする際には、湿気や直射日光に注意します。

葉が枯れてしまった場合は日差しが強すぎるため、日陰に移動させましょう。

ブライダルベールに最適な鉢植え

ブライダルベールを植える際には、最適な大きさの鉢植えを選ぶことも大切です。

栽培方法によって異なるため、順番に見ていきましょう。

土栽培の場合

ブライダルベールの根の部分よりも、ひと回りほど大きな鉢植えを選びます。

鉢植えが小さい場合、当然ですが大きく伸びてくれません。

ブライダルベールを綺麗に、ボリュームのある状態に育てるためには、根の部分に余裕を持たせることが大切です。

鉢植えのサイズを大きくすることで、根の部分の生長が妨げられず、大きく元気に育つでしょう。

根が生長した後は、さらに大きなサイズの鉢植えに移します。

水栽培の場合

水栽培の場合はガラスのコップなどでも良く、水を入れるだけで栽培を始めることができます。

観葉植物を手軽に栽培できる点は、水栽培のメリットです。

土栽培同様に、小さすぎるサイズの容器は望ましくありません。

余裕を持ったサイズの容器を用意し、1年に1回はサイズを大きくしていくことも必要です。

土の種類

ブライダルベールは、水はけの良い土を使用します。

赤玉土、腐葉土、川砂の3つを均等に混ぜた土がおすすめです。

鉢植えを吊るす場合には、腐葉土ではなく軽めのピートモスなどを代用しても良いでしょう。

水のあげ方、適量

水のあげ方、適量

基本的には、土の表面が乾燥しているようであれば、十分すぎる量の水をあげます。

葉の病気を予防するためにも、土だけではなく葉にも水をあげましょう。

冬はやや乾燥した状態の方が、寒さに耐えられる丈夫な根に育ちます。

土の表面が乾燥していることを確認後、数日ほど間を空けて水をあげましょう。

季節によって調整する点がポイントになります。

1年を通して楽しむのであれば、冬の水のあげ方がポイントとなるでしょう。

肥料の与え方

ブライダルベールは茎を伸ばして成長していきます。

そのため、生育期には肥料を与えなければなりません。

春~秋の間に、置き肥料であれば月1回、液肥は月3回が目安です。

肥料を与えすぎると茎が綺麗に伸びないため注意が必要です。

バランス良く大きく成長させるためには、与える回数を意識しましょう。

植え替えの必要性とおすすめ時期

植え替えにおすすめの時期は5月です。

生育期でもあり根がしっかりと張るため、毎年5月には植え替えるおことがおすすめです。

根づまりなどが原因で葉が落ちてしまう事を防ぎます。

1年に1度は植え替えを行い、成長に合わせた鉢植えに変更していきましょう。

おすすめの育てる場所

ブライダルベールを育てるのであれば、綺麗な葉と花を長持ちさせたいものです。

そのため、育てる場所や方法を工夫してみましょう。

外、室内で水栽培と土栽培どっちがいい?

国内でも1年を通して楽しむことができます。

しかし、そのためには気温を管理することが必要です。

ブライダルベールは寒さに弱いため、室内で栽培することで長持ちします。

手軽に栽培したいのであれば水栽培ですが、ブライダルベールの特徴である株を覆う形を鑑賞するのであれば、吊り鉢の土栽培がおすすめです。

冬は外と室内どっちがいい?

ブライダルベールは、冬の寒さに耐えることができません。

そのため、冬は室内で育てる必要でがあります。

室内でも比較的気温の高い場所に置き、エアコンなどで過度に乾燥しないように注意をしながら栽培しましょう。

また、冬でも日中の外気が温かい時間帯には窓の近くに置き、適度に日の光を当てる事もポイントです。

気温が下がる夕方以降は温かい場所に移動させるなど、工夫をしましょう。

ブライダルベールの花が咲かない原因

ブライダルベールの花が咲かない原因として最も多いケースは日照不足によるものです。

日当たりが重要な植物ではないものの、一切日の当たらないところで栽培をした場合には花が咲かないこともあります。

しかし、強い直射日光を当てすぎる事も好ましくないため、夏は少し日影ができる場所に置きましょう。

茎の生長には日当たりが関係ないため、花を咲かせなくても良いという場合には日当たりを意識する必要はありません。

ブライダルべールの増やし方

ブライダルべールの増やし方

5月頃、摘んだ枝を鉢に挿すという方法で行います。

ブライダルベールの大きさを重視するのであれば、枝を束ねる事でふんわりとしたボリュームを作ることに繋がります。

8月~9月に挿し芽を行う事はおすすめできません。

束ねた枝は通気性も悪く、水を与えると湿気が溜まります。

そのため、すべての根が枯れてしまう原因にもなるのです。

季節に注意して、ブライダルベールを増やしましょう。

挿し芽を行う事で根付きやすくなり、管理も簡単になるためチャレンジしてみてください。

切り戻し(選定して形を整える)の必要性

ブライダルベールの形が乱れてきたら、切り戻しを行います。

大きく乱れてしまった場合には根元から切り戻しを行い、1ヶ月ほどで生長した枝を2つほど残した状態で切ります。

ブライダルベールは刈り込みしたほうが綺麗になる

ブライダルベールの挿し芽を行った際には、ボリュームが出るため切り戻しが必要になります。

茎の生長は早いうえに、バランスよくボリュームが出る事はありません。

大きく乱れてしまうと、切り戻しも広範囲に大きく切らなければならないため、様子を見ながら刈り込みをしましょう。

株を覆うように丸みをつけることで、可愛らしい雰囲気も演出します。

さらに挿し芽をする場合には、切り戻しをした枝を使用することもおすすめです。

ブライダルベールを寄せ植えすると

小さな花を咲かせるブライダルベールは、メンテナンスも簡単であり人気のある種類です。

鉢植えも小さなサイズを選ぶという楽しみ方もありますが、寄せ植えをすることで可愛らしさだけではない印象になります。

鉢植えとブライダルベールの大きさのバランスを考えて寄せ植えを行いましょう。

観葉植物の葉は、様々な色が存在している事も特徴です。

そのため、組合せやバランスを考えて寄せ植えを作成しましょう。

通常のブライダルベールとは異なる、ゴージャスな演出をすることも可能になります。

ブライダルベールの花言葉と風水の意味は?

ブライダルベールの育て方!増やし方や刈り込みなどのお手入れ含めて解説!

ブライダルベールの花言葉は、「幸福」「花嫁の幸福」「願い」「幸せを願う」「豊か」「鮮やか」です。

花嫁のウエディングベールからその名がついている事もあり、「幸せ」という花言葉が目立ちます。

ブライダルベールは地を這うように生長し、草丈が低いことが特徴です。

この様に生長する植物は、風水では北向きに置くことで子宝に恵まれるといわれています。

また、先のとがった葉が上に向いていることも特徴であり、人間を活発にする「気」があるともいわれます。

自宅のリビングに最適な観葉植物ではないでしょうか。


ブライダルベールは1年を通して楽しませてくれる

ブライダルベールは、ウエディングベールに似た丸みのある形状に育つことから、女性に人気の観葉植物です。

控えめな小さな白い花も可愛らしく、1年を通して楽しませてくれるでしょう。

季節を問わず楽しむためには、育て方にも注意が必要です。

特に冬の寒さを意識して、暖かさと肥料による栄養でサポートをする必要があります。

ブライダルベールを育てて、寄せ植えなど様々な方法で栽培を楽しんでください。

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