アオジタトカゲは、先端部以外はピンク色で、舌全体は薄い青色が特徴です。
アオジタトカゲは体長が最大70cm以上になることもありますが、ペットとして人気が高いです。
ベビーのアオジタトカゲから飼育をはじめる方も多いですが、アダルトと比較すると赤ちゃんは体が弱いため、飼育する際には十分に注意しなければなりません。
そこで、アオジタトカゲも赤ちゃんの飼育方法と、与える餌の種類を紹介します。
アオジタトカゲの赤ちゃんの飼育方法
アオジタトカゲの赤ちゃんは、温度変化や飼育環境の生活環境の変化に弱いです。
一般的な飼育方法はアダルトのアオジタトカゲと同じですが、餌は毎日もしくは1日おきに与えましょう。
アオジタトカゲは成長が速いため、赤ちゃんをお迎えする際に90cm以上の大きなケージを用意するのがおすすめです。
小さい飼育ケージを用意すると、すぐに買い替えることになり、コストパフォーマンスが悪いでしょう。
ケージ内の温度
アオジタトカゲは暖かい場所に生息しているため、完全室内飼育をしなければなりません。
また、温度管理も大切です。
特に赤ちゃんのアオジタトカゲは、少しの温度変化でも体調を崩すことがあるため注意しましょう。
アダルトのアオジタトカゲを飼う際と同じように、最低でも25度を保ち、バスキングライトを使って35度程度のホットスポットも設けます。
寒い季節には、パネルヒーターを使いましょう。
アオジタトカゲの赤ちゃんの飼育は、アダルトよりも高めに温度を設定するのがおすすめです。
また、アオジタトカゲは紫外線を浴びて、カルシウムを吸収を促すビタミンDを生成しています。
特に、アオジタトカゲの赤ちゃんには紫外線が必須のため、紫外線ライトも設置しましょう。
シェルターや床材
レイアウトは、アオジタトカゲの赤ちゃんが隠れられるシェルターや、上に乗りやすい形の石、全身を入れられる水入れを用意します。
また、清潔な状態を維持しやすい床材も選びましょう。
アオジタトカゲの赤ちゃんに与える餌
アオジタトカゲは、アダルトになれば毎日餌を与える必要はありません。
しかし、アオジタトカゲの赤ちゃんは成長期のため、毎日もしくは1日おきに餌を与えます。
餌の量は、小さじ1杯が目安です。
アオジタトカゲは雑食性であり、小松菜といった野菜、フルーツ、昆虫、肉、人工餌やリクガメの餌、ドッグフードやキャットフードをふやかしたものなどを食べさせます。
栄養バランスを考慮して、餌の上には専用のカルシウム剤をふりかけましょう。
昆虫や肉を食べさせる際には寄生虫がついている可能性があるため、ペットショップや爬虫類専門店で購入したものを与えます。
・ケージ(90cm以上がおすすめ)
・バスキングライト
・パネルヒーター
・紫外線ライト
・床材
・シェルター
・水入れ
・カルシウム剤
アオジタトカゲのにはストレスがかからないように注意しよう
アオジタトカゲの赤ちゃんは体が小さく、アダルトと比較すると飼育する際の注意点も多いです。
特に温度変化には弱いため、しっかりと管理をしなければなりません。
じっくりと観察せず、ストレスがかからない飼育環境を整えてあげましょう。
⇒⇒【こちらの記事もオススメ】
アオジタトカゲの餌【大根や野菜/肉はOK?】種類と与える量