奄美大島ダイビング完全ガイド|初心者も安心のおすすめスポット&ベストシーズンを解説

奄美大島ダイビング完全ガイド|初心者も安心のおすすめスポット&ベストシーズンを解説

奄美大島でダイビングをしてみたい!」と思っている方に向けて、この記事では、島の特徴や人気のダイビングスポット、そして季節ごとの魅力を詳しく紹介します。

透明度の高い“奄美ブルー”の海と、色とりどりのサンゴや熱帯魚、さらにはウミガメとの出会いなど、奄美大島でしか体験できないダイビングの魅力をたっぷりお届けします。

奄美大島とは?

鹿児島本土から約380km南に位置する奄美大島は、南国の自然が色濃く残る美しい島です。

西表島と並んで「東洋のガラパゴス」とも呼ばれ、固有の生き物や手つかずの自然環境が魅力です。

温暖な気候と穏やかな湾が多いため、年間を通してダイビングが楽しめるのも特徴。

海中では、カラフルな熱帯魚やアオウミガメ、クマノミ、ハゼ類、さらには季節によっては回遊魚の群れも観察できます。
特に奄美の海は、太陽の光が差し込むと一層透明度が高まり、幻想的なブルーに輝きます。



奄美大島でダイビングする魅力

透明度抜群の「奄美ブルー」

奄美大島の海は、平均透明度20~30m。光が差し込むと、青というより「奄美ブルー」と呼ばれる特有の透明感を放ちます。水中写真を撮る人にも人気が高いポイントです。

アオウミガメとの出会い

島の各地でウミガメが高確率で見られ、特に倉崎ビーチや三ツ瀬周辺では、のんびり泳ぐ姿に出会えることも珍しくありません。

豊富な海の生き物たち

南の海ならではのカラフルな魚たち、砂地を好むハゼ類、ウミウシやエビ・カニなどのマクロ生物まで、観察できる生き物の種類は実に多彩です。

フォト派も満足のスポット多数

浅場でも光がよく入り、水中写真が美しく撮れるポイントが多いのも魅力。透明な海でフォトジェニックな写真を撮ることができます。

奄美大島ダイビングのベストシーズンは?

奄美大島は年間を通してダイビングが楽しめる島ですが、季節ごとに海の表情や見られる生き物が変わります。
ここでは、月ごとの特徴を紹介します。

1〜2月:冬のクリアブルーシーズン

透明度が一年で最も高い時期。冷たい北風の影響で太平洋側の海が穏やかになり、ウミウシやアオウミガメに出会えるチャンスが増えます。

3〜4月:ウミウシとミステリーサークルの季節

この時期はウミウシの最盛期。

4月にはアマミホシゾラフグが描く「ミステリーサークル」が観察でき、世界的にも注目される貴重なシーズンです。

5〜6月:命が育まれる産卵シーズン

魚やサンゴの産卵が始まり、可愛い幼魚が増えます。
水温も上がり始め、のんびり潜りたい人におすすめの季節です。



7〜8月:夏のピークシーズン

まさにダイバーにとってのベストシーズン。魚群の密度が高く、外洋ポイントにも行きやすくなります。

奄美ブルーを体感するならこの時期がベスト!

9〜10月:マクロ生物とじっくり向き合う秋

水温が安定しており、フィッシュウォッチングやサンゴ観察がゆっくり楽しめます。透明度も高く、ベテランダイバーにも人気。

11〜12月:透明度の高い穏やかな冬の海

気温は下がりますが、水温は20℃前後をキープ。天気の良い日ならウェットスーツで快適に潜ることができ、ウミガメの遭遇率も高い季節です。

奄美大島のおすすめダイビングスポット

奄美大島は広いため、エリアごとに海の特徴が異なります。ここでは代表的な4つのエリアを紹介します。

①東シナ海北部エリア

初心者やブランクダイバーにも人気のエリア。砂地やサンゴのポイントが多く、浅場中心で安心して潜れます。

特に「倉崎ビーチ」は世界最大級のコモンシコロサンゴが群生する絶景スポット。

流れが穏やかなので、フォト派にもおすすめです。

②東シナ海中部エリア

外洋に面したエリアで、マグロやロウニンアジなどの大物に出会えるポイント。

「デッショ」は中上級者に人気の高いダイビングスポットで、潮流を感じながら迫力あるダイブを楽しめます。

③太平洋北部エリア

冬季に穏やかになるため、シーズンオフでも潜れるエリア。透明度が非常に高く、サンゴの群生や外洋の魚群が見どころです。奄美を代表する「三ツ瀬」は、大物狙いのダイバーにも人気です。

④奄美大島南部エリア

「秘境」と呼ばれる南部エリアは、奄美大島と加計呂麻島の間に広がる「大島海峡」が中心。

地形が複雑で、洞窟ポイントやドロップオフも楽しめます。 特に「奄美ホール」は奄美を代表するビッグポイントで、光が差し込む幻想的な空間がダイバーを魅了します。

アフターダイブも楽しめる!奄美の魅力

ダイビングを満喫したあとは、奄美の自然とグルメを堪能しましょう。
名物の「鶏飯(けいはん)」は、ご飯の上に鶏肉・錦糸卵・パパイヤ漬けなどをのせ、熱々のスープをかけて食べる郷土料理。

鶏飯

優しい味でダイバーにも人気です。

また、マングローブ原生林をカヌーで巡るツアーや、冬のホエールウォッチングもおすすめ。海も陸も、奄美の自然は一年中魅力にあふれています。

まとめ|奄美大島で心と体を癒すダイビング体験を

奄美大島は、透明度の高い海と多様な生き物、そして豊かな自然が共存するダイバーの楽園です。
初心者から上級者まで楽しめるポイントが揃い、アフターダイブの観光も充実。

奄美ブルーの海”に包まれながら、非日常の癒しと感動を味わいましょう。
奄美大島でのダイビングは、あなたの人生に忘れられない思い出を残すはずです。

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