「うさぎが急にペレットを食べなくなった」こんな経験ありませんか?
うさぎはペレット以外にも牧草や野菜、果物も食べます。
また、ご褒美にうさぎのおやつをあげることもあります。
それが突然、“牧草ばかり食べるようになった”…。
そこで、なぜうさぎは草しか食べないのかや、病気の可能性についても紹介します。
うさぎが牧草ばかり食べる理由
・毛玉やうっ滞による食欲不振(特に換毛期)
・ペレットの交換
・環境の変化・ストレス(移動・騒音・温度・湿度)
・うさぎの気分によるもの(一時的な退屈)
以上の5つの原因が考えられます。
牧草やチモシーだけ食べるときの対処法
原因に対する対策・対処法について、ひとつずつ見ていきましょう。
うさぎの気分次第(一時的な退屈)
うさぎも味覚がある動物なので、同じ味では飽きてしまうかもしれません。
好みが微妙に変わることもあります。
その場合はペレットを他の製品に変えてみてください。
反対に、ペレットばかり食べる場合は、牧草を変更しましょう。
口腔内の異常(不正咬合)
うさぎが牧草やペレットを食べるときに、食べにくそうにします。
少しでも違和感を感じたら、不正咬合の可能性があります。
飼い主さんが自分でうさぎの口の中を調べることができたら、歯並びをチェックしてみましょう。
ひどい場合は、素人でも問題があることがわかります。
急いで獣医師に診てもらいましょう。
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毛玉・うっ滞による食欲不振
毛玉・うっ滞による食欲不振では、お腹が膨れます。
便が小さく、毛でまとまっていませんか?
このような症状が見られたら、すぐに病院に連れて行きましょう。
ペレットを変えた
ペレットより牧草が好き、牧草やチモシーだけ食べる場合、新しいペレットに違和感を覚え、避けてしまうことがあります。
徐々にペレットを切り替え、慣れるまで辛抱しましょう。
環境の変化・ストレス(移動、騒音、温度、湿度)
自宅周辺での工事による大きな音はありませんか?
引っ越しなどによる環境の変化が原因の場合、慣れるまで待つしかありません。
騒音が原因のようであれば、可能であればケージを静かな場所に移動してあげてください。
また、うさぎは温度変化に敏感です。
温度や湿度をチェックし、快適な環境を作ってあげましょう。
適温は20~25度、湿度は50~60%です。
うさぎが牧草ばかり食べる原因を特定しよう
まずは、うさぎが牧草ばかり食べる原因を特定し、対処法を試す必要があります。
不正咬合やうっ滞の場合、動物病院で治療を受けなければなりません。
ペレットより牧草が好き、チモシーだけ食べる場合で、健康状態に問題がなさそうであれば、ペレットを変えてみましょう。
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