市販のチーズには、様々な種類があり、それぞれの違いを楽しむことができる点が魅力です。
しかし、自宅で作るチーズもおすすめです。
クリームチーズであれば、自宅でも簡単に作ることが可能です。
市販のチーズとは異なる滑らかさや濃厚さを楽しめる、簡単なクリームチーズの作り方を紹介します。
チーズ作りに必要な材料
まずはチーズ作りに必要な材料から見て行きましょう。
自宅で作るチーズの材料は、すべてスーパーで手に入ります。
材料費は1,000円以下であるため、初めて作る方でも試してみる価値はあるでしょう。
自宅で作るチーズの魅力は、ハーブやブラックペッパーなどで味付けをする事ができるため自分好みのチーズを作ることができるという点です。
おやつにするのか、おつまみにするのかによってアレンジを加える事ができます。
材料は、ヨーグルト400g、生クリーム200㏄、牛乳1,000㏄、レモン汁100㏄です。
ハーブやブラックペッパー、塩などは好みで用意をしましょう。
必要な道具は、ザル、濾すための布、ステンレス鍋、温度計となります。
保温性が必要となるため、ステンレス鍋が必要です。
温度の調整は必須であるため、キッチン用の温度計も用意しましょう。
チーズの作り方
最初の工程は、ステンレス鍋に牛乳1,000㏄を入れた後、生クリーム200㏄、ヨーグルト400gを入れます。
ヨーグルトの固形部分がなくなるように、中火にかけます。
温度が40度になったところで、一度蓋をしましょう。
40度は、最も乳酸菌が活発になる温度です。
このまま15分ほど置きましょう。
15分置いた後、レモン汁100㏄を入れ、40度の温度を維持しながら、5分程度ゆっくりと混ぜます。
ヨーグルトの乳酸菌が作用することにより、牛乳が発酵して牛乳が固まり始めます。
牛乳が固まって来たところで火を消し、蓋をして30分程度おきます。
30分置いている間に、ボウルにザルを入れ、上から濾すための布を置いておきましょう。
布に固まった牛乳を流し入れ、布で水分を排出させます。
冷蔵庫に入れ、半日~丸1日置きます。
冷蔵庫から出した後は、10分程度かけて練ったら完成です。
手作りチーズの味とは?
練る前の段階でも、十分にキメの細かいクリームチーズです。
さらに寝る事によって、非常にクリーミーな舌触りを楽しむことができるでしょう。
市販のチーズよりも生クリームによるミルキーな香りと、ヨーグルトによる酸味を楽しむことができます。
クリームチーズの味わいに、マスカルポーネチーズにも似た香りが特徴です。
チーズは味のアレンジも楽しめる
初めて作る際には、味付けをせずに作ることがおすすめです。
塩やブラックペッパーなどは入れずに作る方法であっても、十分に濃厚なチーズを楽しむことができるでしょう。
味の変化を付けたい場合には、ハーブなどを加えてください。
クリームチーズであるため、フルーツなどを加えても美味しく食べる事ができます。
フルーツの粉末を加えたクリームチーズは、クラッカーの他ベーグルなどに合わせると朝食に最適です。
紹介したクリームチーズの量は、完成時に400g程度となりますが、牛乳などの乳脂肪の量によって異なります。
完成するチーズの味を含めて、濃厚さが特徴の乳製品を使用すると良いでしょう。