リコッタチーズとは、イタリアが発祥となるフレッシュチーズの一種です。
低カロリーが特徴でもあるため、ダイエット中でも食べやすい点が人気となっています。
そんなリコッタチーズの特徴や栄養素などを見て行きましょう。
リコッタチーズの特徴
イタリアの中でも南イタリアを中心として、羊や水牛の生乳を材料に作られています。
ただし、日本へ輸入されているリコッタチーズの多くは、牛乳を使用して作られたものです。
また、「リコッタ」とは、イタリア語で「2回煮る」といった意味です。
リコッタチーズは生乳を固めて水分を抜いた際に出る水分を熱して、溶け出していたタンパク質を加熱によって固めたチーズです。
チーズの中でもクセが少なく、微かな甘さとあっさりとした味が特徴です。
食感は豆腐にも近く、そのままでも十分においしく食べる事ができます。
他にも、お菓子の材料として使用されるケースが多い種類のチーズです。
リコッタチーズの栄養素とカロリー
リコッタチーズのカロリーは、100g当たりおよ145kcalです。
同じフレッシュチーズの一種であるクリームチーズの場合、100gあたりおよそ345kcalとなります。
同じタイプのチーズであっても、カロリーは半分以下と低カロリーであることが特徴です。
リコッタチーズを含めて、チーズには沢山の栄養素が含まれています。
主にタンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンA、ビタミンDなどのビタミン類、カルシウム、鉄、ナトリウム、マグネシウムといったミネラルなどです。
美容にも健康維持にも必要となる成分が含まれています。
リコッタチーズの食べ方
リコッタチーズを美味しく食べる方法は、そのまま食べる、もしくはお菓子の材料などに使う事が一般的です。
甘みの強いフルーツを合わせると、非常に相性が良いでしょう。
オリーブオイルやブラックペッパーなども合うため、おつまみにもおやつにも使用できる点が魅力です。
また、リコッタチーズはお菓子としても活用される種類のチーズです。
リコッタチーズに適量の砂糖をかけ、オーブンで焼くだけで簡単にベイクドチーズケーキが完成します。
リコッタチーズを美味しく食べる事ができる期限は?
市販のリコッタチーズは、賞味期限を確認して食べきります。
ただし、記載されている賞味期限は、あくまでも未開封の状態からの期限です。
開封したものや手作りのリコッタチーズの場合は、冷蔵庫に入れて2日程度で食べきります。
リコッタチーズはフレッシュチーズであるため、新鮮な状態で食べきることが重要です。
開封や調理から数日が経過をして、変色をしていたり硬くなっている場合は食べる事を止めましょう。
リコッタチーズは万能
リコッタチーズは、他の種類のチーズと比較をしてもクセがなく、チーズ特有の酸味などもありません。
そのため、そのまま食べても美味しく、料理にも使用しやすい点が魅力です。
低カロリーである事も魅力のチーズですが、日本では取り扱っているお店が少ないことから、身近に感じる事ができないチーズでもあります。
見かけた際には、クセのないあっさりとした味わいを確かめてみてください。
オリジナルのアレンジを加えても美味しく食べる事ができるため、フルーツや調味料も用意してみると良いでしょう。