カマンベールチーズの作り方!家で作る方法と注意点

カマンベールチーズの作り方!家で作る方法と注意点

カマンベールチーズは、日本で親しまれている洋食メニューでも活躍しているチーズです。
メニュー名に表示されることも多く、馴染みのある種類でもあります。

中のチーズは非常に柔らかく、食感のコントラストが人気です。
コクはあるもののクセは少なく、どの様な食事にも合わせやすいチーズです。

熟成させる時間が短く、作るまでの過程も難しくはないため、大手乳製品メーカーはもちろん、一般の牧場などでも作られています。

自分で手作りしてしまう人もいます。
日本でも非常に馴染みのある、カマンベールチーズの作り方を見て行きましょう。

カマンベールチーズの基本的な作り方

カマンベールチーズを作る工程は、全部で5つです。
まずは生乳を加熱処理にて殺菌します。

ポイントは低温で行う事であり、温度は65度以上にならないように注意が必要です。
30度程度まで冷ました後は、乳酸菌、酵素を入れて1時間置きます。

生乳が凝固したところで、適度な大きさに切って型に入れ、水気を抜きます。
1日で自然と水分が抜けるため、型から抜いて塩と白カビを付けて行きます。

ここから1週間程度熟成させると、表面は販売されている見た目の通り白カビに覆われます。
1週間目以降は、カビが発生する事を抑えながら数週間熟成させて完成です。

自宅でカマンベールチーズを作る方法

カマンベールチーズを作る工程は、全部で5つと非常にシンプルです。
工程を見ていると、自宅で作る際に問題となる部分は酵素や白カビの購入方法です。

酵素については、インターネット通販で購入が可能です。
1gごとに販売されているため、購入しやすいでしょう。

白カビについては、市販のカマンベールチーズの白カビを削り取り、水に溶かします。
これを霧吹きに入れて吹き付けるという方法になります。

実は、最も注意をしなければならない材料は牛乳です。
市販の牛乳は、基本的に高温で殺菌処理を行っているため、チーズを作る際には不向きです。

そのため、低温殺菌という表示のある牛乳を使用します。

自宅でカマンベールチーズを作る際に注意するポイント

自宅でカマンベールチーズを作る際に気を付けるべきポイントは、不必要な菌が入ってしまうという事です。
そのため、カマンベールチーズを手作りする場合には、使用する道具を必ず熱湯で殺菌・消毒しておきましょう。

作業をする際には、手を洗った上でビニール手袋を使用する事がおすすめです。
熟成時に白カビではないカビが見られる場合、カマンベールチーズ作りは失敗となります。

すぐに破棄し、食べることは絶対に止めましょう。
見た目にはカマンベールチーズに見えても、苦味を感じる場合も食べる事は止めます。

また、過度に熟成させてしまうと、強い酸味が出るため食べる事ができなくなります。

まずは市販のチーズから

カマンベールチーズの作り方は簡単ですが、熟成のタイミングなど難しい部分もあります。
まずは、市販されているカマンベールチーズの中から、自分の好きな味を見つける事がおすすめです。

先にも挙げた通り、牧場などでも手作りのカマンベールチーズが販売されています。

スーパーなどで販売されているチーズも美味しいですが、オリジナルのカマンベールチーズを食べ比べてみる事も楽しいでしょう。


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