リスザルは小さくて賢く、人なつっこいので、日本でも人気のあるサルのひとつです。
しかし、臭いニオイが気になる方もいるでしょう。そこで、リスザルの臭いニオイ対策を紹介します。
リスザルの臭いの原因!トイレのしつけは不可能
リスザルは樹上性のサルなので、犬や猫のようなトイレのしつけはできません。
例外的に特定の場所で排泄する個体もいますが、芸を覚えたサルとして有名な日光さる軍団でもオムツをしているので、プロが訓練してもなかなか身につかないでしょう。
樹上動物は木の上で生活する動物です。樹上生活動物は、生活圏で排泄しても排泄物は下に落ちるので、排泄場所を特定する必要はないのです。
リスザルの臭い対策のためには部屋の中で定期的に運動する
運動不足は肥満や病気の原因になるだけでなく、リスザルがストレスを感じる原因にもなります。
リスザルを大きなケージで飼育している場合は、特別な運動は必要ありません。
しかし、小さなケージで飼育している場合は、運動不足にならないように部屋の中で定期的に運動させる必要があります。
いたずらに注意
リスザルは知能が高いので、好奇心旺盛でいろいろなことを知ろうとします。
時には人間と遊んだり、コミュニケーションをとったり、笑顔を見せることもありますが、飼い主が目を離した隙にイタズラを始めることもあります。
リスザルは歯が鋭いので、電源コードを噛んで感電することも。
リスザルを部屋に放している間は、できるだけ目を離さないようにしてください。
定期的に日光浴をする
リスザルはカルシウム不足による病気、くる病にかかりやすい動物です。
くる病を予防するためには、食事からカルシウムを摂取させることも大切ですが、最も重要なのは定期的に日光浴をさせることです。
日光浴によるビタミンDの生成
リスザルは紫外線(日光)を浴びることで、体内で「ビタミンD」を生成することができます。
ビタミンDは食物からのカルシウムの吸収を助ける働きがあるため、定期的に日光浴をすることで、カルシウム不足によるさまざまな病気の予防につながります。
日光浴の頻度
リスザルは毎日日光浴をさせるのが理想的ですが、それが難しい場合は2~3日に1回程度にしましょう。
家の構造上、日光浴ができない場合は、紫外線ライトを用意してください。UVライトは、太陽光と同じ紫外線を照射する機能があるので、太陽光の代わりとして最適です。
リスザルの臭い対策のためにはコミュニケーションも有効
リスザルは人懐っこく、飼い主とコミュニケーションを取りたがる傾向があります。たくさん触れ合うことで良い信頼関係が築け、愛情も深まります。
また、リスザルは知能が高いため、しつけを繰り返すことで簡単な芸を覚えることも可能です。
リスザルは群れで行動する性質があるため、ペットとして飼う場合でも多頭飼いが望ましいですが、慣れさせたい場合は単独飼育がおすすめです。
リスザルは人間と同じ雑食性なので、排泄物の臭いが強いです。掃除をさぼるとすぐに臭くなってしまうため、ケージは毎日掃除しましょう。
消臭力などの消臭剤は必須のため、余裕があれば購入を検討してみてください。
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