ミドリガメやゼニガメは、水槽の中で暮らす種類のため、陸を歩かせ散歩する必要がないというありません。
しかし、飼い主さんの中には、ペットのミドリガメを散歩させる方もいます。
ミドリガメにとって陸は、危険が多い場所であり、興味を持ちやすい場所でもあります。
そのため、注意しなければならないことも多いです。
そこで、ミドリガメの運動のために散歩させる必要あるのか、散歩させる方法や注意点を解説します。
ミドリガメは運動のために散歩をさせたほうが良いのか
ミドリガメは、水槽の水の中で泳ぐことによってストレスを発散しています。
また、紫外線にあたり、日光浴をすることでもストレスを発散できるでしょう。
そのため、ペットとして飼っているミドリガメは、泳ぎまわれるスペースがあり、日光浴ができていれば、散歩は必須ではありません。
ミドリガメを散歩させたいさせる時の注意点
ミドリガメは、運動のために散歩させる必要はありません。
水槽の中で泳いでいれば運動になるためです。
しかし、どうしても散歩させたいときには、遠出をしないこと、天気や気温を見ながら散歩させることが大切です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
急に遠出させない
いきなり自宅から遠い公園に連れて行くといったことはNGです。
自宅の敷地内を散歩させ、水槽の中に作られた紫外線スポット以外の場所に慣れさせましょう。
ミドリガメの散歩デビューの際には、プラスチックケースに入れると安心です。
なお、甲羅が15センチ未満の小さなミドリガメは、お散歩しないようにしましょう。
環境の変化によってストレスになり、迷子になると見つけられる可能性が高いためです。
散歩中はミドリガメから目を離さない
普段水槽の中で過ごすミドリガメは、外の世界に非常に興味を示します。
ミドリガメは足が遅いという印象を持つ方もいますが、実際には想像しているよりも足は速く、少し目を離すだけでもスピーディーに歩いていってしまいます。
自宅の敷地内なら良いですが、外には他の動物や車、自転車、人などがおり、非常に危険です。
飼い主さんはミドリガメから絶対に目を離さないようにしましょう。
また、食欲旺盛のミドリガメは、道に生えている草花を食べることがあります。
毒性がある植物も生えているため、何かを口に入れないように注意が必要です。
天気や気温を見ながら散歩する
ミドリガメは、寒い時期や暑い時期に散歩しないようにしましょう。
体を冷やしたり真夏の太陽の下を歩かせたりすると命の危険があります。
暖かい季節でも、日陰を歩かせるようにします。
ミドリガメのお散歩デビューは敷地内にしよう
ミドリガメは、散歩させる必要がありません。
泳ぎ回れるくらいの水広さの水槽や、水槽の中で日光浴ができるように陸を作ってあげれば十分です。
しかし、どうしても散歩したいときには、道路や公園などが歩かせるのでは、自宅の敷地内にしましょう。
敷地内でも、ミドリガメにとっては、危険な草花があったり、カラスや野良猫に襲われたりすることもあります。
どうしても散歩をさせたい時は、絶対に目を離さず、ミドリガメの周辺にも目を配りながら散歩しましょう。
⇒⇒【関連記事】
ミドリガメに保険は必要?ペット保険のメリットとデメリット!亀の保険の選び方
ミドリガメと一緒に飼える動物は?相性が良く飼っても良いペット5選