「髭を剃り始めてから、カミソリ負けが治らない」
「青髭を薄くしたい」
男子高校生は髭が生え始め、うぶ毛が濃く目立つようになる第二次性徴期真っ只中。
女子からの視線が気になり、友達の髭や体毛の濃さを比べて悩む男子高校生も多いです。
高校生の肌は大人よりも敏感で、肌に負担をかける髭剃りを繰り返すと、黒ずみやニキビ、カミソリ負けなどの原因になります。
そこで、髭を濃くしない方法と、男子高校生の髭の正しいお手入れ方法を紹介します。
高校生の髭処理NG行為
まずは、間違った青髭のケア方法から紹介します。
ピンセットで青髭を抜く
青髭が気になる」「髭の本数が少ないから」などの理由でピンセットを使っている人も多いでしょう。
しかし、ピンセットは毛穴を開いてしまうため、ニキビや毛嚢炎、うぶ毛、色素沈着などの肌トラブルが起こりやすくなります。
除毛クリームを使う
除毛クリームには、体毛を溶かすチオグリコール酸という成分が含まれています。
広範囲のムダ毛を一度に処理できる便利なアイテムですが、肌へのダメージが大きく、かぶれや炎症を起こしやすい方法です。
高校生の肌は大人よりもデリケート。
敏感肌用の除毛クリームでも肌トラブルを起こすことがあります。
また、顔に使える脱毛クリームはありません。
髭に脱毛クリームを使うと炎症を起こしたりすることがあるので、顔への使用は避けましょう。
高校生の濃い青髭を防ぐには？
個人差はありますが、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが女性ホルモンより優位になると、髭が濃くなることがあります。
ホルモンバランスを整えるためには、生活リズムを整えてホルモンバランスを乱さないように心がけることが大切です。
ホルモンバランスを整えるための生活習慣を紹介します。
バランスのよい食事をとる
肉（動物性たんぱく質）や脂っこい食事中心の食生活をしていると、ホルモンバランスは崩れやすくなります。
緑黄色野菜やキノコ類、大豆製品を多く摂ることを中心に、バランスの良い食事を心がけましょう。
大豆製品には、女性ホルモンに似た働きをする「大豆イソフラボン」が含まれており、発毛を抑制するので積極的に摂ることをおすすめします。
睡眠をしっかりとる
夜遅くまでスマートフォンを見たり、ゲームに明け暮れたりしている男子高校生も多いはず。
睡眠不足が続くと、ホルモンを分泌する自律神経（交感神経と副交感神経）が乱れ、ホルモンバランスが崩れます。
寝る前のスマートフォンから発せられるブルーライトは、安眠を妨げます。
寝る1時間前は避けましょう。
ストレスをためない
ストレスを感じると、副腎からコルチゾールと呼ばれるホルモンが分泌され、ストレスから体を守ります。
慢性的なストレスは副腎を疲労させ、コルチゾールレベルを下げ、ホルモンバランスを崩します。
適度に運動したり、趣味に没頭したりして、上手にストレスを解消しましょう。
育毛ローションを使う
「大豆イソフラボン」「パイナップル成分」「ザクロエキス」など、ムダ毛の成長を抑える働きのある成分を配合したローション。
3ヶ月以上使わないと効果が実感しにくいですが、毎日のスキンケアアイテムとしても使えます。
ただし、髭のように太くて硬い毛には効果が薄いです。
家庭用脱毛器を使う
家庭用脱毛器とは、自宅で光脱毛やレーザー脱毛ができる機器で、2万円～7万円程度で購入できます。
しかし、家庭用脱毛器は安全にお手入れができるように、脱毛店の機械よりも出力が低く設定されています。
脱毛効果を実感するまでにはかなりの時間と手間がかかりますし、髭のように硬くて太い毛は効果がわかりにくいです。
また、多少髭が薄くなったとしても、照射を止めると元に戻ってしまう可能性が高いです。
高校生が髭脱毛をする際の注意点
高校生が髭脱毛をする前に理解しておきたい注意点を説明します。
髭剃り中の日焼けはNG
脱毛機の光は毛の黒い色（メラニン色素）に反応します。
日焼けで肌が黒くなると、脱毛機の光が肌に反応し、やけどなどの肌トラブルの原因になります。
また、光が散乱するため、脱毛効果が低下し、痛みも増すため、施術できないこともあります。
夏場は日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさすなどして日焼けしないように注意してください。
また髭が生えてくる
高校生は小児期から成人期にかけての第二次性徴期で、ホルモンバランスが不安定です。
大学生になると第二次性徴期が終わり、ホルモンバランスも発毛サイクルも安定します。
高校生のうちに脱毛が完了していても、第二次性徴期が終わると本来生えていなかった毛穴から毛が生えてくることがあります。
保護者の同意が必要
17歳以下の場合、以下のことを行うには親権者の同意が必要です。
脱毛店で契約する際は、必ず親権者の同席を求めるか、「親権者同意書」を用意しましょう。
手軽に髭のケアをするならスキンケアアイテムを使おう
脱毛に通う時間がない、費用をかけずに青髭を治したい方は、除毛クリームや脱毛ではなく、抑毛クリームがおすすめです。
手軽に使用できる商品を取り入れて、青髭の悩みを解消しましょう。
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