カエルはペットとして人気が出ており、飼育してみたいと考える方も多いのでないでしょうか。
しかし、実際にカエルを飼う場合、種類が多く、どれを選べばよいのか迷う方もいるでしょう。
そこで、ペットとしておすすめのカエルの種類を紹介します。
①トノサマガエル
トノサマガエルはジャンプ力が高く、緑色をしていることが特徴です。
水辺に生息しており、水槽の中には水と陸の両方を作ってあげる必要があります。
トノサマガエルが隠れられる程度の、植物を入れてあげましょう。
寿命は5年前後ですが、飼育環境を整えれば10年以上生きる個体もいます。
②ヒメツメガエル
ヒメツメガエルは性格がおとなしく、小さいカエルです。
基本的には水の中にいます。
飼育をする際には水草、流木、フィルターなどを用意します。
熱帯魚に食べさせる人工餌も食いつきやすいことが特徴です。
寿命は数年ですが、健康な個体であれば長生きすることもあるでしょう。
③ベルツノガエル
ベルツノガエルは形が丸くて可愛いことから、ペットとして人気がある種類です。
あまり動かないため、小さい水槽で飼えることも人気の理由だといえるでしょう。
10~15年ほど長生きする種類です。
④ニホンアマガエル
ニホンアマガエルは、小さくて可愛いことからポットセットしてペットとして人気が高いです。
湿度に注意しなければなりませんが、比較的飼いやすいです。
木に登ることが好きなので、水槽の中に登り木を入れましょう。
平均寿命は5年と言われていますが、10年ほど長生きする個体もいます。
⑤スズガエル
体が緑色で、黒い斑点があることが特徴です。
背中がゴツゴツしていて、毒を出します。
水と陸の両方で生活いるため、ペットにする際には大きめの水槽に陸と水場の両方を作りましょう。
正しく飼育すれば、20年ほど生きる個体もいます。
⑥ヤドクガエル
青や赤、黄色といったカラフルな色が特徴です。
毒を持っていますが、強いものではないため、ペットとしても飼えます。
ヤドクガエルを飼う際には、40~60cmの水槽に浄化バクテリアを入れた床を敷き詰めて、生きている観葉植物を入れます。
昼と夜の違いを証明で作って、湿度は70%以上にしましょう。
中級者から上級者向けの蛙ですが、正しく飼育すれば長生きします。
⑦イエアメガエル
イエアメガエルは、手に乗せて触れ合う「ハンドリング」ができる種類です。
多くのカエルは、手のひらに乗せるとストレスになるため、ハンドリングができません。
イエアマガエルは、長い時間でなければハンドリングが可能です。
体が大きく丈夫で、20年ほど生きる個体もいます。
木の上と地面の両方で生活するカエルであり、ペットにする際には通気性を良くすること、ケージのなかに登れるような木を入れることが大切です。
また、照明を使って昼と夜の明るさをコントロールすることも重要です。
人に慣れやすく、ペットとして飼いたい方におすすめです。
カエルを飼うときは生体に合わせた飼育環境を作ろう
カエルは非常に種類が多く、紹介したもの以外にも様々な種類がペットとして飼われています。
飼育環境を整えれば、長生きしてくれる種類も多いです。
ペットとして飼いたいカエルの種類が決まったら、生態や種類ごとの飼い方もチェックしましょう。
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