クレマチスは、新枝咲き・旧枝咲き・新旧両咲きの3種類に分かれます。
剪定方法にも違いがあり、やり方に迷って剪定をしない方も多いのではないでしょうか。
そこで、旧枝咲きのクレマチスの剪定方法を紹介します。
旧枝咲きのクレマチスとは?
旧枝咲きのクレマチスとは、前の年に伸びていた古い枝から、新芽が吹いて花を咲かせることです。
旧枝咲きのクレマチスは、冬は枯枝と同じ見た目になり、「枯れている」と思う方も多いです。
しかし、節からは芽が出ているため、芽を切らないようにしましょう。
旧枝咲きのクレマチスの剪定方法
枝を切ると、断面は緑色になっています。
旧枝咲きのクレマチスは、大きく切ることはできません。
枝は、花首もしくは花首の1つ下の節で切ります。
節の葉の上ではなく、節の中心でカットします。
節で切ると枝が枯れ、葉も枯れることがあるため、節の真ん中できりましょう。
そして、夏~秋頃に、切った部分から新芽が吹きます。
伸びてきた枝は、翌年の花芽になるため、大切にしましょう。
クレマチスの苗を購入した場合
大株ではない小さいクレマチスの苗を購入したときは、そのまま伸ばしても問題ありません。
しかし、3節目でカットして分枝させて、枝数を多くすれば株が充実するでしょう。
また、新芽の3節目でカットすると、枝が増えます。
最初の年は、3節目で切るだけにしましょう。
ただし、非常に小さい苗は、大きくなるまで数年は鉢で育てるのがおすすめです。
旧枝咲きのクレマチスの剪定をしよう
クレマチスは旧枝咲き・新旧両枝咲き・新枝咲きがありますが、春は旧枝咲きの剪定をするのがおすすめです。
クレマチスは香りが良いもの、常緑、冬に花がつく品種もあります。
庭やベランダでクレマチスを育てて、正しく剪定をしましょう。
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