新しい場所に連れてこられて緊張しているチンチラには、まずここが安全な場所であることを理解させ、緊張をほぐすことが大切です。
そのためには、すっぽりと身を隠して安心して眠れる巣箱・ハウスを用意してあげなければなりません。
そこで、チンチラにおすすめのハウスと、最適な巣箱・ハウスを選ぶポイントをまとめました。
チンチラの巣箱・ハウス選びのポイント
巣箱・ハウスは、チンチラが安心して休むために必要な飼育グッズです。
木製のもの、陶器製のもの、布製のもの、チモシー製のものなど、素材によってさまざまなタイプがあります。
また、選ぶ際に重視すべきことは次のポイントです。
ゆったりと横になれる大きさ
一定の位置に設置でき、出入り口が狭い
ハウスを2つ以上用意するのが理想です。
巣箱・ハウスを2つ以上用意する目的
設置場所を2つ以上に分けて低い位置と高い位置に設置するため、もう1つは単調になりがちなカゴを作るために、複数のハウスを用意します。
1つは床に、もう1つは天井の隅に置きます。
チンチラに適した巣箱やハウスの “素材”
木が最も適しています。
木材は加工しやすいため、適したサイズのものがたくさん売られていること、噛むことができるため、巣箱としてだけではなく、遊び道具としても使えるためです。
消耗品である以上、いずれ新しいものに買い替えなければなりません。
買い替えたいときに同じものが売れなくなっているよりは、いつも売っている定番のものを使ったほうがよいでしょう。
チンチラは知能が高い動物なため、単調なケージで飼育すると退屈してノイローゼになります。
自咬症や脱毛に悩まされることがあるため、巣箱は隠れ家としてだけではなく、遊び道具としても必要です。
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おすすめのチンチラハウス3選
ここからは、チンチラにおすすめのハウスを紹介します。
機能性が高いものや、かわいいデザインのハウスをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
SANKO ウッド・ハウス(G)
天然木を使用した箱型のハウスです。
ハウスの底板は引き出し式で、取り外して掃除ができます。
背面に固定用の穴が2つあるため、ケージの側面に固定することもできます。
しかし、取り付け用のネジは付属していないため、基本的にはケージの上に置くタイプのハウスです。
本体サイズは幅:24cm、奥行き:16cm、高さ:16cm。
本体重量が1100g。
箱型なため、チンチラがハウスの上に乗ってステップ代わりにすることもできるようです。
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吊り下げ円筒巣箱(齧って安心あすぺん素材)
カジリギの円筒形のハウスです。
ケージの上部から吊り下げて使用するため、まるで木の洞窟を寝床にしているように見えます。
本体素材はアスペン材(ポプラの一種)で、チンチラが噛んでも心配のない広葉樹です。
アスペン材は割り箸にもよく使われています。
ペット用品として貴重な国産品であることはプラス要素といえるでしょう。
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EMOURS秋冬用小動物アーチ形ベッド ハムスター 鳥用寝袋 温かい フック付きで吊り下げる固定可能
素材は綿の入ったフランネルで、軽いのが特徴です。
ハウスの中には取り外しできるクッションが入っており、どちらも洗濯できます。
本体サイズは幅20㎝、奥行き25㎝、高さ20㎝で、内部は広い造りです。
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チンチラにおすすめのハウスを選ぼう
チンチラのハウスは、最低でも2個設置することが大切です。
ハウスはチンチラにとって安心できる場所になるよう、その子に合わせて選んであげる必要があります。
気になるハウスを試しに設置して、チンチラがリラックスして過ごせているか観察してあげましょう。