ウーパールーパーは虫かごで変える?冬眠や飼育難易度などを解説

ウーパールーパーは虫かごで変える?冬眠や飼育難易度などを解説

ウーパールーパーを手軽に飼育する方法として、虫かごを使う方法があります。

しかし、虫かごはすぐに買い替えることになるため、最初の段階である程度の大きさの水槽を準備しておきましょう。

実際にウーパールーパーを飼育する際に必要なものや、注意点を紹介します。

また、夏も冬も適切な飼育環境を整え、お世話を続けることで、健康で長生きすることができます。

ウーパールーパーの飼育時の注意点をしっかり確認しておきましょう。


ウーパールーパーの飼育方法1:飼育環境を整える

ウーパールーパーを飼育するには、まず飼育環境を整える必要があります。

ウーパールーパーは陸上でも水中でも生活できる両生類で、虫かごのような小さな容器でも飼育ができます。

ただし、ウーパールーパーがストレスなく快適に過ごすためには、大きな水槽を用意することをおすすめします。

横幅が45cm以上の水槽を選び、フィルターやスケール除去剤、水温計などを購入し、スムーズな飼育環境を整えましょう。

また、水草や隠れ家があれば、水槽のレイアウトを楽しみながら快適な環境を作ることができます。

さらに、底に砂や砂利を敷くと水質浄化が期待できます。


ただし、ウーパールーパーの頭より小さいものを置くと誤って飲み込んでしまうことがあります。

飲み込んだものの大きさや個体によっては、排泄できない危険性もあるため注意しましょう。

特にウーパールーパーが小さいうちは、底に砂や砂利を敷かずに育てた方が安全です。

大きくなってきたら、飲み込んで排泄できるような小さめの砂利を入れて育ててみましょう。

ウーパールーパーの飼育方法2:餌を与える

エサは「人工飼料」や「冷凍アカムシ」などを選びます。

ホームセンターやペットショップで簡単に購入できるため、何種類か試してみて、ウーパールーパーの好みに合ったものを与えるとよいでしょう。

基本的には1日1回与えます。

ただし、体が大きくなるほど消費エネルギーが少なくなるため、場合によっては2~3日に1回も問題ありません。

ウーパールーパーの飼育方法3:水換えをする

水槽の水は常に清潔に保ちましょう。

フィルターを設置したり、定期的に手動で水を交換したりして、ウーパールーパーにとって快適な環境を保つことが大切です。

一見きれいに見えても、食べかすや排泄物は日々増えています。

少なくとも週に一度は新鮮な水を入れるようにしましょう。

小さな容器で飼育している場合は、容量が小さくすぐに汚れてしまうため、数日おきに水換えが必要です。


季節ごとのウーパールーパー飼育ポイント!適温は?

寒さには強いが暑さには弱いといわれるウーパールーパーにとって、季節に応じた室温や水温の管理はとても重要です。

暑すぎても寒すぎても体調を崩してしまうため、しっかりと対策をしてあげましょう。

水温計を使用し、水温の目安として夏は20度以下、冬は10度以上にしましょう。

夏の暑さ対策

ウーパールーパーは暑さに非常に弱いため、夏場の暑さ対策は特に重要です。

適切な水温を保つためには、まずウーパールーパーが過ごす部屋の室温を下げる必要があります。

エアコンで室内の温度を下げてから、さまざまなアイテムを取り入れて水温を調整しましょう。

水槽用の扇風機やクーラーを設置すると効果的に水温を下げることができます。

冬の寒さ対策

水温が10度以下になると、ウーパールーパーは冬眠を始めます。

しかし、ウーパールーパーの冬眠状態は眠るのではなく、動きが鈍くなり餌を食べなくなります。

冬眠させる場合は、水温を低くしておけば問題はありません。

ただし、室温の影響で水温が変動すると、冬眠から目覚めて活動的になったり、再び冬眠したりすることがあり、体に大きな負担がかかります。

特に昼夜の室温変化が大きい場合は注意が必要です。

そのため、水槽にヒーターを設置するなどして、夏だけではなく冬も適温を保てるような対策が必要です。

ウーパールーパー飼育難易度は高くはない|難しい管理は必要ない

小さいウーパールーパーは虫かごで変えますが、成長したときのためにも水槽を用意するのがおすすめです。

水換えをする、適切な餌を与えて適温を保つなどで、ウーパールーパーを長生きさせましょう。

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