犬にダニがついていた場合の処置は自宅でできる?対策方法と注意点

犬にダニがついていた場合の処置は自宅でできる?対策方法と注意点

犬にダニがついてる場合、飼い主が取れるのか、動物病院に行って処置してもらうべきなのか悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで、犬にダニがついた時の対処方法と、ダニがつかないようにする予防法も紹介します。

自宅で犬のダニ駆除をしても良いのか

万が一、犬にダニがついているのを発見した場合、、動物病院でダニの駆除を行った方が良いといえます。

しかし、夜間や休院日などで動物病院の行けないケースもあるでしょう。

その際には、自宅で応急処置をします。
必要なものは、お酢、ダニ駆除薬、アルコール、ノミ取り用のピンセットとノミ取り用のブラシです。

市販されているダニ駆除薬については、フロントラインやフロントライプラスなどのスポットオンの薬となります。

市販のダニ駆除薬は、犬のダニがついた所に垂らすと、翌日にはダニが自然と取れているでしょう。

また、アルコールやお酢を使用して駆除することも可能です。

まず、アルコールもしくは酢をコットンに含まてダニを包みます。

犬の皮膚からダニが口を離したところでノミ取り用のピンセットでダニを取りましょう。
もしくは、ノミ取り専用のブラシを使用して取り除きます。

取ったダニはガムテープやラップなどで包むなどして、しっかり密閉して捨てることが大切です。
ダニに咬まれた部分は消毒をしたうえで、翌日などに動物病院で感染症検査を受けましょう。

自宅で犬のダニの処置はリスクが高い

自宅で犬のダニ駆除をする場合は、基本的に動物病院で行いましょう。

自宅で駆除をすれば費用も安くなりますが、ダニの卵や唾液や体液などが、犬の体に入っていると感染症を起こしてしまいます。

さらに、犬についているダニを丁寧に駆除せず引っ張ると、ダニの口が犬の皮膚に残り、感染症や皮膚炎を引き起こす可能性が高いです。

自宅でのダニ駆除はリスクが非常に高いため、動物病院で診察可能な場合は、基本的に病院で処置をしてもらいましょう。

犬にダニがつかないよう予防する方法

犬にダニがつかないように予防するためには、基本的に犬の体を清潔にすることが大切です。

清潔に保つためには定期的にシャンプーが必要ですが、頻繁にシャンプーをすれば犬の毛や皮膚にダメージを与えることがあるため、2~3週間に1回程度シャンプーを行いましょう。

使用するシャンプーは犬の体質に適したものあり、ダニやノミの予防に適した製品を使用します。

しかし、シャンプーだけでしっかりダニ予防をできるわけではないため、ダニ駆除薬を併用するなどの対策を取ることも大切です。

また、犬が暮らす環境も清潔に保つ必要があります。
ケージの中や、いつも犬が使用しているタオルやベッド、おもちゃなどの洗濯や掃除を行いましょう。

市販のダニ駆除薬の選び方

犬のダニ駆除薬の種類は、ソフトチュアブル、錠剤、スポットオンの3種類があります。

特にフロントラインなどのスポットオンは使用しやすいため人気がある種類です。

また、犬が飲みやすいチュアブルタイプも簡単にできるため人気を集めています。

錠剤タイプは、犬に飲ませることが難しいケースもあるため、そのまま飲ませるのではなくエサやおやつなどに混ぜて与えることがポイントです。

いずれのダニ駆除薬も、体重1.8㎏以上、生後8週間以上といった注意事項があります。

さらに、市販のダニ駆除薬は犬の体質に合わないケースもあるため、動物病院で獣医師に相談することも大切です。

犬のダニ駆除は動物病院で安全に行おう

日頃から犬の生活環境を清潔にして、ダニが発生しないように注意することが大切です。
もしも、犬にダニが付いてしまった場合でも、基本的には動物病院で処置をしてもらいます。

慌てて引っ張って取ろうとしたり、誤った処置をしたうえで放置すれば重い感染症を引き起こす可能性があるため、十分に注意しましょう。


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