張り込みはバレる?探偵のプロならではの張り込みの方法を公開

張り込みはバレる?探偵のプロならではの張り込みの方法を公開

パートナーの行動に異変を感じると、浮気かどうか見張って真偽を確かめたくなるでしょう。

しかし、自分で動くのはおすすめできません。

そこで、プロがどんな工夫をして張り込みをしているかを紹介します。


張り込みは入念な準備が不可欠

張り込みは下調べを入念にしてあらゆる想定をして備えておくことが大事です。

張り込む場所と雰囲気を確認

長時間張り込んでいても不自然に見えないように工夫します。

場所に合わせて風景に溶け込めば、ターゲットや周囲の人に怪しまれません。

張り込みだけで出てくるところの証拠写真を撮るだけなのか、出てきた後を尾行するのかによっても準備は異なります。

大通りなら交通量調査、公園ならスポーツウェア、住宅街なら普段着で犬の散歩、駅前の雑踏ならビラ配り、清掃員、カフェのカップル、ノマドワーカーなどです。

光の向きにも注意が必要

光やライトを背後にすることにより、ターゲットの顔がハッキリ確認できます。

写真を撮るときも逆光になりません。

自分の顔は影になるため、認識されにくいです。

光でまぶしくてターゲットがよく見えないという失敗が防げます。

夜もお店の照明や街灯などの光源を背にすることがポイントです。

張り込みは複数人で交代しながら行う

一箇所に待機していると同一人物がずっといるのは怪しまれます。

長時間の張り込みはトイレに行くこともできません。

しかし、交代要員がいれば少しの間休憩を取ることもできます。

疑惑を持たれれば、他の探偵と交代して去る、ターゲットと接触しそうになったときにサポートできます。

出入り口が何箇所もある建物だと分散して張り込むことも可能です。

複数いれば、ターゲットを見失う確率も減らせるのです。

住宅街で張り込む注意点

ターゲットだけでなく近隣住民にも怪しまれてはいけません。

不信感を持たれると、警察に通報されてしまい計画が台無しになります。

細い路地ではなおさら怪しい。少し離れて複数で連携を取ることが大切です。

時間ごとに、張り込み場所を変える必要があります。

車を使う張り込み方法

車の後部座席に見つからないように待機します。

後部のスモークガラスなら外部からは見えず無人車に見えます。

エンジンは切るため、夏は熱く冬は寒いです。

交通量が多く人が乗っていても怪しまれない場所なら、エンジンをかけて待つこともあります。

運転席には座らず、助手席で運転手を待っている風を装います。

路上の長時間駐車がまずい場所なら、近くの駐車場を拝借することもあります。

水分を摂取することを控え、万一のときはオムツやおまる、ビニール袋やペットボトルなどで用を足すこともあります。

お腹の調子が不安なときは、事前に薬を飲んでおかなければなりません。

また、水回り工事業者の車両と作業着、配達車を装う、ホームヘルパーサービスの車両、車なら古い目立たない色の大衆車にシルバーマークを付けて偽装します。

探偵が張り込みに使う小道具

プロの探偵が使う機材について紹介します。

カメラ

超望遠レンズと一眼レフを使うこともあれば、小型のスパイカメラを使うこともあります。

状況に応じて数種類のカメラを使い分けます。

他の対象物を撮影していると思わせて画角の広いレンズで端でターゲットを捉えるときは、オートフォーカスでなくマニュアルでピントを合わせます。

ターゲットがハッキリと認識できないと、証拠にはなりません。

動画撮影のための光学ズーム付きハンディビデオカメラや小型CCDビデオカメラなども使用します。

録音機

カフェやレストランなどでは、ターゲットの近くなら録音機で会話を拾うことも可能です。

内容次第で、関係性や次回の行動予定などがわかります。

張り込み中に気づいたことをメモする代わりに録音することもでき、目を離さないためターゲットを見失うことがありません。

重要な証拠として提出するには、録音機の性能や能力が重要です。

通信機器

チームで離れて動く際に密な連絡は大切です。

気付かれないように見失わないよう張り込まなければなりません。

スマホのマイク付きイヤホンで会話すれば、気づかれにくいです。

電波が圏外になりそうな場所では、トランシーバーなどの無線なども併用します。

現金クレジットカード交通系ICカード

張り込みから尾行になる場合は、多めの現金を手元に用意しておきます。

紙幣と硬貨の金種をまんべんなく持ち歩きます。

支払いがクレジットカードのみの高級レストランなどで張り込むときは、クレジットカードも必要です。

公共交通機関の移動に合わせて交通系のICカードも多めにチャージしておきます。

残高不足で改札から出られずに失尾する失敗は許されません。

変装用小道具

長時間一箇所に立っていれば不審に思われることもあります。

その場に応じた服装で違和感のない人物になりきる必要があるのです。

張り込みだけで動く必要がなければ、ヘルメットと作業着で、測量士や土地家屋調査士ならカメラを持っていても不信感を持たれません。

役所の環境課職員の道路整備調査、工事現場の警備員や作業員。

髪型、眼鏡、上着、ヒゲ、マスク、帽子、持ち物を変えるなどの同時複数使いでパターンを変えて変装します。

素人が張り込みをするのはリスクが高い

かなりの時間を要するため忍耐力がいります。

ターゲットを見失わないためには集中力も必要で、スマホゲームなどで暇つぶしをするわけにもいきません。

仕事も家事もおろそかになります。

また、専門の機材もなく変装グッズを揃えるのも面倒です。

顔が知られているならなおさら難しく、万が一張り込みがばれたときには信頼を失います。

浮気でない場合、関係性悪化の原因にもなるでしょう。

パートナーの浮気の現場を押さえるのは精神的にツライものです。

確認して証拠を押さえるだけのつもりが、我慢できずに飛び出して口論になり事態を悪化させることもあります。


張り込みは探偵に任せよう!

素人が長時間の張り込みを行えば周囲からも不審に思われ失敗に終わる可能性が高いです。

紹介した以外にも秘策はあります。

さまざまなシチュエーションで張り込み経験のある探偵に任せるのが一番でしょう。

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