長雨や高い湿度が続く梅雨の時期は、植物にとって非常に厳しい環境です。
せっかく大切に育ててきた植物が、梅雨の間に弱ってしまったり、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。
そうならないためには、梅雨入り前の対策が非常に重要です。
今回は、ハーブやバラなどを中心に、梅雨を元気に乗り越えるための植物のお手入れ方法について詳しく解説します。
梅雨の湿気と雨で植物が傷む原因
梅雨に植物が傷む主な原因は、過剰な湿気と長雨です。
葉が密生している植物は、風通しが悪くなることで蒸れやすくなり、根腐れや病気の原因となります。
また、地植えや屋外の鉢植えは、強い雨風によって植物が倒れたり、枝が折れたりすることもあります。
さらに、雨水が地面に跳ね返ることで、土中の細菌が葉に付着し、病気を引き起こすリスクも高まります。
梅雨入り前に行うべき3つの対策
梅雨の時期に植物を健康に保つためには、事前の準備が欠かせません。
ここでは、特に重要な3つの対策について紹介します。
対策1:梅雨の湿気対策に剪定を行う
葉が密集している植物は、剪定によって風通しを良くしてあげましょう。
特に、コニファー(ボールバード、ゴールドクレストなど)や、ハーブ(ゼラニウム、ローズマリーなど)は蒸れやすいので、注意が必要です。
「透かし剪定」と呼ばれる方法で、葉が混み合っている部分を適度に切り取ることで、通気性を向上させ、蒸れによるダメージを防ぎます。
対策2:支柱を立てて強風対策
直立性のバラやボタンなどは、強い雨風で茎が折れたり、倒れたりしやすい植物です。
まだ十分に育っていない観葉植物なども、支柱を立ててあげると安心です。
支柱には、直線状に立てる「直立式」、交差させる「合掌式」、三角錐のように立てる「ピラミッド式」など、いくつかの方法があります。
特に雨風が強い地域では、合掌式やピラミッド式など、より安定した方法を選ぶと良いでしょう。
対策3:マルチングで泥はね対策
マルチングとは、植物の根元周辺を覆うことで、土の乾燥や雑草を防ぐ方法ですが、梅雨の時期には泥はね防止に非常に効果的です。
泥はねによって土中の細菌が葉に付着するのを防ぐことで、病気を未然に防ぎます。
梅雨入り前の準備には、見栄えの良いウッドチップやワラを使うのがおすすめです。
大切な植物を梅雨から守り、健やかに育てるために
植物の種類や栽培環境によって適切な梅雨対策は異なりますが、共通して言えるのは、早めの対策が何よりも重要だということです。
梅雨が始まってからではできない対策も多いので、天気が良いうちから準備を始めましょう。
大切な植物を梅雨のダメージから守り、次の季節も元気に育つように、ぜひこれらの対策を実践してみてください。