パートナーが不倫をしているかもしれないと疑っている人の中には、そんなきっかけがどこにあるのか見当もつかないという人もいるのではないでしょうか。しかし、不倫のきっかけはドラマのようなものではなく、日常の中に存在していることが多いです。この記事では、不倫をする男女が抱きやすい不満やよくあるきっかけ、パートナーに不倫をさせないようにする方法まで、役立つ情報を紹介します。
男性が不倫をする理由
一般的に、物事には原因と結果があると言われる。これを不倫に当てはめてみると、不倫という結果が生じるにはそこに何らかの原因があったと考えることができます。そこでまずは、不倫をしてしまう原因について、よくある状況を男性のパターンから紹介します。
・パートナーに飽きた
・結婚して1人の女性とだけ生活を共にしていると、だんだんと相手に飽きてくるという言い分がある。
・別の女性と関係を持つことで新たな刺激を得たい、スリルを味わいたいなど。
ずいぶん身勝手な理由に聞こえるが、不倫の原因としてよく挙げられるのも事実なので、男性の心理として無視できない部分であるとも言えます。
・承認欲求が満たされない
・家庭内で承認欲求が満たされていないということが、不倫の原因となっているケースもある。
・男として頼りにされていない、大切に扱われている気がしない、単純に女性にもてたいなど。
この場合、自分のことを尊敬してくれたり、慕ってくれたりする女性に対して好意を抱きやすく、そこから不倫へと発展してしまうことがあります。
・ストレス
・仕事でストレスを抱えることが多い場合、何らかの方法で発散することが推奨されるが、それが不倫という形になってしまう人もいる。
・家では愚痴を聞いてもらえない、仕事で落ち込んでいる自分を家庭で見せたくないなど。
このとき、家庭や職場以外で心を開ける異性がいると、頻繁に話をしているうちに関係が出来上がってしまうことがあります。
家庭の中で妻の立場が強く、何かにつけうるさく言われる状況では、家庭でのストレスが浮気の原因になることもあるでしょう。
女性が不倫をする原因
男性と女性では考え方に根本的な違いがあるとよく言われるように、女性が不倫をする原因も男性とは異なる場合が多いです。具体的な内容を紹介します。
・張り合いがない
・女性の場合、日常生活に物足りなさを感じていることが原因で不倫に走ってしまうことがある。
・特に、専業主婦として家庭を守っているタイプの人は日々の生活に変化を感じにくく、退屈さが不満につながりやすいとされる。
・このまま家事や育児だけをして年を取っていくのは味気ない、毎日が同じ繰り返しで張り合いを感じないなど。
・寂しい
・パートナーとの関係性によっては「寂しい」と感じることが女性の不倫原因となることもある。
・パートナーが仕事で忙しくかまってもらえない、独人時代のようにちやほやされなくなったことが不満など。
・特に、交友関係が広いタイプの女性がいわゆる寂しがりやだと、ちょっとしたきっかけが不倫へと発展してしまう可能性がある。
・パートナーにときめかない
・結婚生活が何年か続いて落ち着いてくると、パートナーに対する愛情が薄れてくる女性もいる。
・この場合、恋愛関係のようなときめきが欲しいという理由で、不倫がスタートすることがある。
・パートナーに対して大きな不満がなくても、不倫相手と会うのにおしゃれをするのが新鮮で無意識のうちにのめり込んでしまう。
不倫のきっかけ:社内
たとえ不倫の原因となり得るような不満を抱えていたとしても、「出会い」がなければ不倫関係は成立しません。そこでここからは、不倫のきっかけを「社内編」、「日常生活編」、「インターネット編」に分けて紹介します。まずは職場で不倫がスタートするきっかけを見てみましょう。
・飲み会
・会社勤めをしていると、歓送迎会や社内イベントなどで飲み会が開催されることがある。
・一応仕事の範囲内ではあるものの、不倫がスタートするきっかけとなりやすい。
・関わりの薄かった人と席が隣になり、意気投合してしまった。
・お酒が入ることで苦手意識のあった人と打ち解け、好感を持つようになったなど。
このケースの厄介なところは、酔った勢いですぐに肉体関係へと発展してしまう可能性が高い点です。
・異動
・人事異動や新規プロジェクトの発足といった機会は社内であっても環境が変わるので、新しい出会いにつながりやすい。
・日常的に同じ分野の仕事をするようになると、距離が近い分お互いのことを理解しやすく、それが不倫のきっかけとなってしまうことがある。
例1)2人で一緒に仕事をしていてフォローしあっているうちに、好感を持つようになった。
例2)同じプロジェクトで苦楽を共にしたことがきっかけで、相手を尊敬するようになったなど。
・残業
・残業という仕事を通じて、急速に親密な関係になる可能性も考えられる。
例1)残業中に真剣に仕事をする姿を見て、相手に魅力を感じるようになった。
例2)リラックスした雰囲気で残業しているうちに、結婚生活への不満を相談するようになり、不倫へと発展したなど。
・残業では職場の人数も少なく、普段は話さないような話題を口にするケースも多いため、意気投合してしまうとその後も連絡を取り合うようになったり、食事に行くようになったりしやすい。
不倫のきっかけ:日常生活
一般的に、職場の人間関係は不倫のきっかけとなりやすいとは言われますが、パートナーが所属する社会集団は会社だけではありません。そこで次に、日常生活の中で考えられる不倫のきっかけを紹介します。パートナーの普段の行動と照らし合わせながら、可能性を考えてみましょう。
・同窓会
・久しぶりに昔の友人と会える同窓会も、不倫のきっかけとしてよく知られている。
・出席者の中には、パートナーの元カレ・元カノがいるケースもあるので、懐かしい話から関係が復活することもある。
・学生の頃に好きだった人との再会で昔のことを思い出し、一気に気持ちが傾いてしまう人もいる。
・お酒が入ることも多く、そのまま肉体関係を持ってしまう可能性もあるのが難点。
・趣味仲間
・パートナーの趣味がきっかけで、新たな出会いが生じることもある。
例1)健康のために通っているジムのトレーナーと仲良くなり、連絡を取り合うようになった。
例2)趣味でゴルフの練習をしていたときに、少し話したことがきっかけとなったなど。
・夫婦共通の趣味であれば、不倫へと発展する機会は減るが、パートナーが個人で楽しんでいるものがある場合は要注意。
・行きつけの店
・パートナーがお酒を飲むのが好きな人の場合、行きつけの店が何軒かあることが多い。
・1人でふらっと入れるような店では、近くに座っていた異性の客や店員と仲良くなることもある。
・飲み仲間程度の関係で済めばいいが、中には不倫がスタートするケースもなくはない。
・特定の店に通っている様子があったら、誰かと会っている可能性を考えた方がいいかもしれない。
・子どもの送り迎え
・子どものいる家庭では、保護者同士という関係から不倫が始まることも考えられる。
例1)子どもの送り迎えで顔を合わせているうちに、話をするようになって意気投合した。
例2)子どもの保育園で一緒に役員をすることになり、お互いにいいなと思ったなど。
・自分の家庭に不満があるような場合、よその家のパートナーが魅力的に見えて、恋愛感情を抱いてしまうことがある。
・友人関係から
・パートナーの交友関係が広い場合、その友人の中から不倫相手となる人が出てくる可能性はゼロではない。
・複数人で出かけているとしても、2人で話をする時間があったことがきっかけで急接近してしまうことがある。
・日常の愚痴を親身に聞いてもらうなど、家庭では得られない充足感を得ると、何かある度に連絡をするようになり、最終的に不倫関係が成立してしまう。
不倫のきっかけ:インターネット
一昔前の社会では、リアルな出会いがない限り不倫をすることはできませんでした。しかし、現代ではインターネットを通じた出会いもきっかけとして無視できなくなっています。そこでここでは、パートナーが持ち歩いているスマホから不倫が始まる可能性について紹介します。
・SNS
・SNSで気軽に情報発信ができる現代では、パートナーの交友関係はネット上にも広がり、知らない間に関係ができているというケースがある。
・SNS上でつながっていた人たちがオフ会などの機会に複数人で出会うと、顔見知りとなるので、その後2人で外出するハードルがぐっと下がる。
・SNS上でのつながりはお互いに共通点があることも多く、親密になりやすい。
・ネット
・その気はなかったが結果として不倫になってしまったというケースはよくあるが、中には、そもそも不倫目的でネットを利用する人も存在する。
・ネットの場合、目的が一致している人が集まるため、手軽に相手を探せることから活用されることがある。
・詐欺まがいのトラブルに発展すると、こちら側にも悪影響が及ぶのが恐ろしいところ。
男性に不倫をさせないコツ
これまで見てきたように、不倫のきっかけとなるような「出会い」は至るところにあるので、きっかけそのものを回避するのは現実的ではありません。そこで最後に、きっかけがあったとしても、パートナーに不倫をしようと思わせないためにはどんな方法があるのかという点について、男女別に解説します。
・女性らしくいる
・結婚して仕事や家事・育児に忙しくなると、女性はついつい自分の見た目に対する意識が低下してしまいがち。
・しかし、その点を見逃さない男性は意外と多いことを知っておくのは重要と言える。
・特に、毎日外へ仕事に出ている男性は、身なりをきれいにしている女性を目にする機会が多い。
・毎日全てを完璧にすることは難しくても、最低限の美意識を保つとがっかりされにくくなる。
・居心地の良い家庭
・男性は家庭に対して居心地の悪さを感じると、外出時間が増え、それが不倫へとつながってしまうことがある。
例1)家に帰っても食事が用意されていないので、外で好きに過ごしてから帰る。
例2)自宅に自分の居場所がなく、家族からも慕われていないので帰りたくないなど。
・パートナーが家に帰って来ることがうれしいという感情を伝えることも大切なことと言える。
・自立した女性
・いつでも魅力的な女性でいるために、精神的に自立するというのも手段の一つ。
・パートナーの不倫を心配するだけの毎日では、女性としての魅力は発揮できない。
・自分自身が家事や育児などにやりがいを見出し、生き生きとしていると、パートナーの心が離れる可能性が低くなり、自分の精神面にもプラスに働く。
女性に不倫をさせないコツ
パートナーが女性である場合は、どのような点に注意しておくのが効果的なのでしょうか。女性の不倫を防止するポイントについて解説します。
・まめに連絡をする
・女性に不倫する気を起こさせないためには、普段からこまめに連絡を取るのが効果的。
・残業や飲み会といった仕事上のことでも、あえてLINEなどで知らせると、「放置されていて寂しい」といった感情を抱かせにくくなる。
・これまでほとんど連絡を入れていなかった場合は、怪しまれないように少しずつ増やしていくのがコツ。
・感謝の気持ちを言う
・日本の家庭では、ワンオペ家事・ワンオペ育児といった言葉があるように、日常のこまごまとしたことは女性が担当しているケースが多い。
例)食事の用意や洗濯はパートナーが寝込むなどの事態でもない限りやったことがないなど。
・普段当たり前と思っていることに対して、パートナーに感謝の気持ちを伝えるのは大切なこと。
・日常で「ありがとう」が言えれば、良好な関係を維持しやすくなる。
・2人で外出する
・パートナーと2人で外出する機会を持つことも、不倫の防止につながる可能性がある。
例1)久しぶりに旅行を計画して、パートナーを誘ってみる。
例2)新たに2人で楽しめそうな趣味を持とうと声をかけてみるなど。
・パートナーと共有する時間があれば、思い出も作りやすくなる。
・外出先であれば、普段と環境も変わり、お互いの魅力を再確認できるかもしれない。
不倫のきっかけを作らないようにしよう
1. 不倫には、男女別にいくつかの原因があると考えられる。
2. また、不倫のきっかけにもさまざまな出来事がある。
3. 不倫のきっかけを完全に断つのは無理があるので、自分から工夫してみよう。