トイレのつまりを放置して様子を見る場合と、すぐに対処すべき場合について紹介します。ただし、基本的にはトイレのつまりは放置しないこと、放置した場合に起こる可能性のある事態についてもチェックしてみましょう。
- 1. トイレつまりやすいケース
- 2. トイレつまりを放置するリスク
- 3. トイレつまりの原因とは
- 4. 放置しても良いケース1:トイレットペーパー
- 5. 放置しても良いケース2:流せる製品
- 6. 放置しても良いケース3:汚物
- 7. 放置したときの対処法1:トイレットペーパー
- 8. 放置したときの対処法2:流せる製品
- 9. 放置したときの対処法3:汚物
- 10. 放置NGなもの1:ティッシュペーパー
- 11. 放置NGなもの2:生理用ナプキン
- 12. トイレつまりで「ぬるま湯」を入れる場合の注意点
- 13. ラバーカップの使い方
- 14. トイレつまりの前兆について
- 15. トイレつまりの予防方法
- 16. トイレのつまりを放置するリスク
トイレつまりやすいケース
トイレの排水管に曲がりがある場合、急なカーブの場所に髪の毛や異物などがつまりやすいです。
節水型などで水流の圧力が弱い場合もつまりやすいでしょう。
トイレの流れが悪くなった、つまったという場合は、自分で判断しないで専門業者に原因を特定してもらう必要があります。
基本的に、トイレの異常は放置してはいけない。様子を見た後は、早めに専門業者に相談しましょう。
トイレつまりを放置するリスク
トイレのつまりを放置すると、汚水が流れずに便器の上まで上がって溢れる可能性もあります。
自分で対応すると適切な対処ができないので、専門業者に早めに依頼するほうがよいでしょう。
トイレつまりの原因とは
はじめにトイレに何がつまったのか、原因を特定します。
トイレットペーパー以外の固形物などがつまっている場合、水を流すとさらに奥へつまってしまうので注意が必要です。
放置しても良いケース1:トイレットペーパー
トイレットペーパーを一度に多くの量を流すとつまることもあります。
トイレットペーパーは水溶性なので、時間が経つと溶ける可能性もあるでしょう。
海外製など、溶けにくいものもあるので注意が必要です。
放置しても良いケース2:流せる製品
掃除用のシートで「トイレに流せる」と表示があれば、時間をおくと溶ける可能性もあります。
「トイレに流せない」と表示されている、溶けない製品もあるので注意が必要です。
放置しても良いケース3:汚物
便は水に溶けるため、時間をおくと柔らかくなる可能性もあります。
一緒に流したトイレットペーパーも溶けやすいです。
放置したときの対処法1:トイレットペーパー
1. 鍋に一杯分程度の約60度のお湯を便器に流す。
2. 20分程度放置しても流れなければ、専門業者に修理を依頼する。
放置したときの対処法2:流せる製品
ペット用の「流せる砂」や生理用ナプキンは、実際には溶けないためつまりやすいです。
放置しても溶けないので、専門業者に修理を依頼しましょう。
放置したときの対処法3:汚物
1. 60度程度のお湯と洗濯洗剤を便器に入れて様子を見る。
2. 洗濯洗剤にはタンパク質を分解する成分も含まれ、便を柔らかくする。
放置NGなもの1:ティッシュペーパー
トイレットペーパーとは異なり、ティッシュペーパーは水に溶けないので放置してはいけません。
無理にラバーカップなどでつまりを解消しようとすると、奥に押し込んでしまう可能性もあります。
水まわり専門の業者に修理を依頼するほうがよいでしょう。
放置NGなもの2:生理用ナプキン
ペットシートや生理用ナプキンは溶けないだけでなく、専門業者にとっても取り出しにくいものです。
自己流でラバーカップなどを使うと、奥に移動する可能性もあるので放置しないで業者に相談しましょう。
トイレつまりで「ぬるま湯」を入れる場合の注意点
お湯の温度は60度程度にする。熱湯を入れると便器や排水溝への悪影響が出る可能性もあります。
お湯を入れてもつまりが解消しない場合は、長時間放置しないで専門業者に修理を依頼しましょう。
ラバーカップの使い方
洋式トイレ用は突起がついている。大きさもトイレに適したものを使用します。
ゆっくり押し当ててから、強く引っ張りましょう。強く押すと、異物が奥に入り込み取り出しにくくなるため注意が必要です。
トイレつまりの前兆について
・水の流れ方が悪くなるなどの異常がある。
・便器内の水たまりの水位が高くなる。
https://www.suido-trouble.net/toilet/post-246/
トイレつまりの予防方法
・普段から異物を流さないように気を付ける。
・流してもよいのはトイレットペーパーだけであることを理解しておく。
・トイレタンクに節水目的でペットボトルを入れない(トイレの水量が減ると十分な水を流すことができず、つまりやすくなる)
トイレのつまりを放置するリスク
軽いつまりが頑固なつまりになり、修理に時間や手間がかかります。
便器や排水管の大がかりな工事に発展する可能性もあるので、早めに専門の業者に修理を依頼しましょう。
トイレのつまりは素人判断で悪化する可能性もあること、基本的には放置しないで専門業者に相談する必要があります。