キッズルームやフィットネスジムなど、共用施設が充実した大規模マンションが増える中、ゲストルーム付きのマンションも増えています。そこで、ゲストルームの活用方法と注意点について紹介します。
マンションのゲストルームの役割
・マンションの共用施設のひとつで、建物内にある来客用の宿泊ルームのこと。
・家族や友人を招待するだけではなく、友人同士のお茶会や、住民の会合などに活用するケースもある。
・タワーマンションの低層階に住む人が、高層階にあるゲストルームで眺望を楽しむことも可能。
ゲストルームがあることのメリット
ゲストルームがあることのメリットについてみてみましょう。
・住民側のメリット
・自分の部屋に客間や寝具がなくても、来客には同じマンションの敷地内に泊まってもらうことができる。
・遠方から来た友人や親族にホテルを用意するのが大変な場合でも、必要なものは揃っているので安心して泊めることが可能。
・利用する側のメリット
・親しい間でも泊めてもらうのは気をつかうケースが多い。ゲストルームなら気をつかうことなくのんびり過ごすことができる。
・マンションの共用施設であり、維持費や管理費は住民の管理費から捻出されている。そのためホテルに泊まるよりも利用料が安く、シーツやタオルのレンタルも安価で利用できるケースがある。
ゲストルームの使い方
・管理室やフロント、電話などで事前に予約して部屋を確保する。
・インターネットで予約できる物件もある。
・ゲストルームには利用上限があり長期宿泊はできないのが一般的。
・連泊できるかどうかはマンションによって異なるため確認が必要。
ゲストルームを使うときの注意点
・あくまでもマンションの共有スペースであるため、騒音に注意する。
・喫煙は禁止、部屋を汚さない、ゴミは持ち帰るなどの規定に従った使用法が必要。
・歯ブラシやシャンプーなどのアメニティはないのが一般的。
・お盆や花火シーズンなどは予約が取りづらいケースがある。
・チェックインやチェックアウトの時間に遅れないようにする。
・民泊として利用することや解約金がかかるギリギリの日付でキャンセルするなど、悪質な使用によってトラブルに発展するケースもある。
ゲストルームはマナーを守って使おう
ゲストルームはマンションで暮らす人の共用施設。気持ちよく使うためにも他の住民への配慮を忘れずにルールを守って使いましょう。