テレプレゼンスロボットとは何か、特徴や使い方、リモートワークへ与える影響にはどのようなものがあるのかを紹介します。
サービスロボットの種類を紹介
・コミュニケーションロボットは、同じ場所で会話をする、情報を与えるなどのサービスを提供する。
・テレプレゼンスロボットは、離れた場所にいる人がオンラインでの操作を行い、その人の代わりに会話や作業を行うものである。
テレプレゼンスロボットとは何か
時間や距離の都合により行けない場所で、自分の目・耳・口の代わりを務めてくれるロボットです。
カメラとマイク、スピーカーとモニタを備え、映像と音声をネットワーク経由でやり取りできる点は、ビデオ会議(テレビ会議やWeb会議)とまったく同じ。
異なるのは、遠隔操作によって移動させることができたり、移動できないまでも首を回すようにカメラとモニタの向きを変えられるという点です。
テレプレゼンスロボットの種類や特徴
・テレプレゼンスは、映像により遠隔地とのコミュニケーションをとるロボットである。
・テレイグジスタンスは、遠隔地でも感情を共有しながら操作するものである。
・遠隔操作は、有線・無線通信を使い操作するものである。
テレプレゼンスロボットとは
・従来では動くことがなかったビデオ通話ではなく、遠隔操作でロボットを自由に動かすことができる。
・その場に本人がいなくても、実在するかのように感じる点が特徴である。
テレプレゼンスロボットの課題
・アメリカに比べてバリアフリー化が途上である日本では、転倒のリスクもある。
・ロボットの周囲で補助する人が必要である。
・操作に慣れる必要がある。
多様なテレプレゼンスロボットの使い方
・講師が会場に来なくても講演や研修ができる。研修を受ける人も離れた場所から参加できる。
・リモートワークで海外にいる社員と、ホワイトボードを利用するなどのリアルな打ち合わせや会議ができる。
・場所を共有しているような感覚のコミュニケーションになる。
・たとえば、離れた場所にいる孫の様子がよく分かり、互いによりよい触れ合いができる。
アメリカでのテレプレゼンスロボットの使用例
・病気の子どもがテレプレゼンスロボットを活用して、小学校に通っているような経験ができ、家庭教師を雇う必要がなくなった。
・友だちとのコミュニケーションが取れるようになった。
テレプレゼンスロボットを活用して面接を行った事例
・面接者から離れた場所にあるオフィスで、応募者との面接を行った。
・場所の制約を受けないので従来は不可能だった面接もでき、人材確保が進む。
リモートワークにテレプレゼンスロボットはどのような影響を与えるのか
・今後は、仕組みの整備やアプリの開発が進むと見られている。
・すでに、リモートワークではチャットツールやテレビ会議システムにより、文字や2次元的な動画、音声でのコミュニケーションは可能になっている。
・テレプレゼンスロボットにより、遠隔地にいてもその場にいるような臨場感でコミュニ―ケーションがとれることが期待できる。
・コミュニケーションに課題があるリモートワークに向いているので、活用することを視野に入れるとよい。
まとめ
リモートワークにテレプレゼンスロボットを活用すると、課題であるコミュニケーションの不足を解消できるでしょう。