テグートカゲの餌や飼い方【必要なアイテムや寿命】いくらで買えるのかも徹底解説

テグートカゲの餌や飼い方【必要なアイテムや寿命】いくらで買えるのかも徹底解説

テグートカゲは大型トカゲであり、ペットとして飼育する方も多いです。

そこで、テグートカゲにはどのような餌を与えれば良いのか、飼育に必要な道具や寿命など、飼い方のポイントとテグートカゲの生態について詳しく解説します。


テグートカゲの大きさと寿命!なつくのか?

テグートカゲは、80~140cm以上にもなる大型トカゲです。

有鱗目テユウ科テグー属のトカゲで、昼行性。

SNSでは、飼い主さんになつくテグートカゲの姿や、室内で放し飼いにしている姿も投稿されています。

そのため、時間をかければ人間になつくのだといえるでしょう。

寿命は15~20年程度であり、ペットとしては寿命が長い動物だといえます。

テグートカゲを買える場所は?購入方法

テグートカゲは、国内での繁殖例が数件であり、流通はしていません。

そのため、海外から輸入する必要があります。

なお、テグートカゲは5万円ほどで購入することが可能です。

テグートカゲの餌と与えてはいけない食べ物

テグートカゲは、デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)、ひな鶉、マウスをメインに、野菜やサプリメントをあげて育てます。

栄養素をサポートするために、ビタミン剤やカルシウム剤も混ぜて与えなければなりません。

食べても良いもの、命に係わる危険なものをそれぞれチェックしておきましょう。

【主な餌】
●デュビア
●ひな鶉
●マウス
●ニンジン
●チンゲンサイ
●コマツナ
●カボチャ
●モロヘイヤ
●インゲン
●グリーンピース 

【絶対に与えてはいけない食べ物】
●ホウレンソウ
●タマネギ
●ネギ
●ニラ
●ニンニク など
※主な餌以外のものは与えないようにしましょう。

テグートカゲの餌の量

成体のテグートカゲには、Lサイズのデュビア、ひな鶉、マウスを中心に与えます。

餌を与えるのは週に1~2回、マウスを与えた場合には10~14日ほど間をあけても問題ありません。

カルシウム剤の重要性

テグートカゲは、カルシウムを十分に与えなければ「クル病」と呼ばれる病気を引き起こすことがあります。
クル病は骨が形成されなくなる病気であり、完治するのは難しく命にも関わります。

カルシウム剤には、カルシウム

ビタミンD3タイプとカルシウムのみの2種類がありますが、2つとも必要です。
ビタミンD3はカルシウムの吸収を促進する効果が期待できます。

普段はカルシウムのみのもの、数日に1回はカルシウム

ビタミンD3タイプのものを与えましょう。
なお、ビタミンを摂取しすぎると健康を害するため、与える量に注意が必要です。

⇒⇒【関連記事】
ヒョウモントカゲモドキがクル病?クル病の症状と原因・予防法

テグートカゲの飼い方!必要なアイテムと飼育環境

テグートカゲを飼うために必要なアイテムと飼い方について紹介します。

テグートカゲに必要な物①ケージ

テグートカゲは最大150cmほどになるため、大きなケージが必要です。

180cm×60cm×90cmのケージがベストですが、体が小さいうちは90cmほどのものでも良いでしょう。

ただし、買い替えることになるので最初から大きいケージを買うことを強くおすすめします。
捨てるのも、買い替えるのもお金がかかるので非常にコスパが悪いです(実体験)。

なお、なついてくれば放し飼いにするのも良いでしょう。

テグートカゲに必要な物②床材

テグートカゲの誤飲を予防するために、ベビーのテグートカゲにはペットシートがおすすめです。

なお、成長するとペットシートをひっかいてしまうため他の種類の床材に変えましょう。

人工芝は湿度を維持する必要がありますが、清潔に保てることがメリットです。
ウッドチップは湿度を維持しやすく、排泄物等のニオイを軽減できますが、排泄物とウッドチップを見間違える可能性が高く、排泄物を放置してしまうことがあります。
使いやすく、テグートカゲにとって安全な床材を色々と試してみるのが良いでしょう。

テグートカゲに必要な物③水入れ

テグートカゲは非常に多くの水を飲むため、常に新鮮な水を飲めるようにしておきましょう。
また、水浴びをしたり脱皮する前に自分で体を濡らせるように、大きなサイズの水入れを入れてあげることが大切です。

テグートカゲに必要な物④紫外線&バスキングライト

テグートカゲは、非常に強い紫外線が必須です。

紫外線度数は「10.0」のものがおすすめです。
ワット数ですが、例えば横幅60cmのライトスタンドを使用する場合「10.0の20W」のもの、45cmのライトスタンドを使用する場合「10.0の15W」のものを選びましょう。

ただし、ケージのサイズが小さい場合、ワット数が高い紫外線ライトを使うと温度が上がってしまうため、ケージのサイズに合わせるのもポイントです。

温度については25~26度程度、バスキングスポットは35度程度にしましょう。
夜は少し温度を下げると体調が良くなります。

テグートカゲに必要な物⑤霧吹き

テグートカゲを飼う場合、湿度は60~70%を保つ必要があります。

霧吹きを使って、湿度を保ちましょう。

なお、霧吹きで管理するのが大変だと感じる場合には、ケージ内に加湿器を入れるか、電動霧吹きを使うのがおすすめです。

餌や道具を揃えてテグートカゲを飼おう

テグートカゲは、基本の餌に加えて野菜やカルシウム剤が必要です。

また、体が大きくなるため大きめのケージを用意すること、湿度と温度を管理することも大切です。

テグートカゲの飼育環境を整えて、健康なテグートカゲをお迎えしましょう。


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