生や釜揚げのしらすはそのまま食べてももちろん美味しいですが、少しアレンジを加えることで多彩な味わい方を楽しむことができます。この記事ではしらすの食べ方に関する基礎知識を解説したうえで、しらすのおすすめの食べ方について生と釜揚げに分けて3種類ずつ紹介します。
しらすの食べ方
・しらすは主にイワシ類の稚魚で、カルシウムやタウリン、DHAなどの栄養が豊富に含まれている
・しらすは生以外に釜揚げやちりめんなどの種類がある
・釜揚げしらすは塩茹でしたしらすのことで、ちりめんはそれをさらに乾燥させたもの
・しらすは鮮度が非常に落ちやすいという特徴があるため、家で食べる場合は獲れたてを急速冷凍したものを使うのがよい
・シンプルなしらす丼なども美味しいが、洋風にアレンジしたりかき揚げにしたりする食べ方もおすすめ
生しらすのおすすめの食べ方
まずは生しらすのおすすめの食べ方を3つみていきましょう。
・明太子としらすのパスタ
・材料(2人分)
パスタ:200g、明太子:150g、しめじ:1パック、生しらす:100g、大葉:10枚、和風だし顆粒:小さじ2分の1、醤油:小さじ2分の1、オリーブオイル:大さじ2、バター:8g
・作り方
1.フライパンにバター・オリーブオイルを入れて熱し、ほぐしたしめじ・和風だし顆粒・醤油を投入して炒める
2.パスタを茹で上げ、ざるで水気を切る(茹で汁を大さじ4ほどとっておく)
3.パスタに明太子と茹で汁を絡め、皿に盛り付けてちぎった大葉と生しらすをトッピングすれば完成
・しらすのかき揚げ
・材料(4人分)
生しらす:200g、てんぷら粉:100g、水:150ml、三つ葉:3分の1束、アスパラ:2本、揚げ油:適量
・作り方
1.生しらすを軽く洗い、三つ葉はざく切りに、アスパラは薄切りにする
2.てんぷら粉と水を合わせて全体がなめらかになるまで混ぜる
3.1を2に投入し、混ぜ合わせてよく絡める
4.おたまで生地をすくい、170~180度に熱した油に落としていく
5.落とした生地が浮かんできたら裏返し、全体が黄金色になれば完成
・塩を付けて食べるのがおすすめ
・みょうがとしらすの酢の物
・材料(1人分)
生しらす:30g、ミニトマト:3個、ショウガ:1片、大葉:2枚、ミョウガ:1個、ポン酢:大さじ1、醤油:大さじ1
・作り方
1.ミョウガを細切りにし、水にさらして灰汁を抜いておく
2.ミニトマトは食べやすい大きさに切り、ショウガと大葉は細切りにする
3.きれいに見えるように具材を盛りつけ、ポン酢と醤油を混ぜ合わせたものを上からかければ完成
・さらに塩もみしたキュウリなどを加えれば食感が良くなり、爽やかさが増す
釜揚げしらすのおすすめの食べ方
釜揚げしらすのおすすめの食べ方を3つ紹介します。
・しらす丼
・材料(1人分)
ご飯:1杯、釜揚げしらす:30g、卵の黄身:1個、薬味(ねぎ・大葉・炒りごま・海苔・かつお節など):適量、醤油:適量
・作り方
1.ねぎ・大葉・海苔などを細かく刻んでおく
2.ご飯をどんぶりに盛り、その上に海苔とかつお節を敷き詰めるように散らす
3.さらに真ん中を空けて釜揚げしらすを乗せ、真ん中には卵の黄身を置く
4.その上から刻んだねぎと炒りごまを全体に散らし、どんぶりの隅に大葉をトッピングすれば完成
・食べるときは適度に醤油をかけながら、卵の黄身を混ぜ合わせて食べるとよい
・粉ふきいものしらす和え
・材料(2人分)
じゃがいも:400g、釜揚げしらす:30g、万能ねぎ:3本、バター:20g、ガーリックパウダー:適量、塩・こしょう:少々
・作り方
1.万能ねぎを小口切りにし、じゃがいもは皮をむいて適当な大きさに切る
2.鍋にじゃがいもを入れ、じゃがいもが浸る程度の水を入れてから蓋をして10~12分ほど茹でる
3.つまようじがすっと通る程度の柔らかさになったら蓋をずらして湯切りをし、さらに火にかけて水分を飛ばす
4.じゃがいもを、しらす・万能ねぎ・バター・塩・こしょう・ガーリックパウダーと混ぜ合わせれば完成
・お酒のおつまみだけではなく、オムレツやサンドイッチの具材としても活用できる料理
・ブロッコリーとしらすのアヒージョ
・材料(2人分)
ブロッコリー:2分の1個、釜揚げしらす:30g、塩:小さじ3分の1、オリーブオイル:大さじ4、にんにく:1片、鷹の爪:1本、バゲット:適量
・作り方
1.ブロッコリーを小房に分け、2~3分下茹でしてから塩を振っておく
2.にんにくは潰して芽を取り、鷹の爪は種を取る
3.ブロッコリー・しらす・オリーブオイルと2を耐熱皿などに入れ、中火で7~8分煮る
4.全体にオイルをなじませ、バゲットを添えれば完成
おすすめの食べ方でしらすを楽しもう
生しらすや釜揚げしらすにはさまざまな食べ方があり、それぞれに表情が違うので、色々な料理に挑戦すればしらすの奥深さを知ることができます。この記事で紹介した食べ方を参考にしてしらすを存分に楽しんでくださいね。