毎日使うトイレにちょっとした癒しをプラスしたいなら、観葉植物の力を借りるのがおすすめです。
なかでも注目を集めているのが「サボテン」。
手間がかからず、見た目にも個性があるサボテンは、狭いスペースでも清潔感と癒しを両立できる優秀なアイテムです。
本記事では、トイレにサボテンを置くメリットやおすすめ品種、育て方のポイントまで詳しく解説します。
トイレに植物を置くメリットとサボテンが選ばれる理由
限られたトイレ空間にグリーンを取り入れると、視覚的な癒し効果や空気の浄化作用が期待できます。
特にサボテンは、手間がかからずコンパクトである点からトイレにぴったりの植物として人気を集めています。
癒しの空間づくりに最適なサボテンの特徴
トイレは湿度が高く、光量が少ないことが多いため、植物にとっては過酷な環境です。
しかしサボテンは比較的耐陰性があり、乾燥を好む特性から、この環境に馴染みやすい植物です。
狭いスペースでも映える!コンパクトで個性豊かなサボテン
トイレに置くなら、高さが出にくく横に広がりすぎない小型品種を選ぶのがポイントです。
独特のフォルムは空間のアクセントになり、毎日使う場所にちょっとした楽しさを与えてくれます。
トイレに適したおすすめのサボテン品種
植物選びで失敗しないためには、見た目だけでなく耐陰性・耐湿性・育てやすさにも注目することが大切です。
ここではトイレ向きの代表的な品種を紹介します。
金鯱(きんしゃち):インパクトのあるフォルムで存在感抜群
丸みのある姿と太くて美しいトゲが特徴の金鯱は、比較的成長がゆっくりで陰のある場所でも育ちやすい品種です。
土がしっかり乾いてから水やりをすることが育成のコツです。
星兜(ほしがぶと):愛らしい形と置きやすさが魅力
小型で丸く、星形のトゲが特徴的な星兜は、狭い空間にも置きやすくインテリア性が高いのが魅力です。
湿気には強くないため、換気を心がけながら育てると良いでしょう。
マミラリア:かわいらしい群生型でトイレのアクセントに
マミラリアは複数の小さな球体が集まり、温かみのある印象を与えてくれます。
湿度にも比較的強く育てやすいため、初心者にもおすすめの品種です。
トイレでサボテンを育てる際の注意点とケアのコツ
育て方の基本を押さえることで、トイレでも元気なサボテンを長く楽しむことができます。
環境管理や道具選びにも工夫が必要です。
排水性のよい鉢と土で根腐れを防ぐ
湿気がこもりやすいトイレでは、鉢の底に排水穴があることが重要です。
多肉植物専用の土を使い、軽石などで排水層を作ると根腐れのリスクを軽減できます。
水やりは「控えめ」が基本
トイレは湿度が高くなりやすいため、水やりは土が完全に乾いてから、少量だけ与えるようにしましょう。
冬場は休眠期なので水やりをさらに控えます。
光不足にはLEDライトを活用
自然光が入りにくいトイレでは、小型のLEDライトを補助照明として設置するのがおすすめです。
タイマー付きなら管理も楽になり、安定した育成環境を保てます。
見た目も清潔感も両立するサボテン鉢選びとレイアウト
トイレという場所に置くからこそ、清潔さとインテリア性の両立を意識したいものです。
鉢や配置にもこだわりましょう。
白やパステルカラーの陶器鉢はトイレに清潔感を与えてくれます。
モダンなデザインのプラスチック鉢なら掃除がしやすく、管理が楽になるメリットもあります。
日常の中にほんの少しの自然を取り入れて、心地よいひとときを演出してみてください。
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