サボテンの着色方法は?カラフルなサボテンを作る方法

サボテンの着色方法は?カラフルなサボテンを作る方法

近年、赤、ピンク、黄色の色とりどりのサボテンが人気を集めています。

しかし、サボテンの着色方法や、そもそも着色することは問題ないのかなど、疑問や不安を抱く方も多いのではないでしょうか。

そこで、サボテンの着色方法、カラフルなサボテンの種類、かわいいサボテンの作り方を紹介します。

サボテンの着色方法

サボテン自体を着色するためには、エアブラシで着色剤を吹き付けます。

海外のスーパーで売られているサボテンのなかには、エアブラシで着色されたものもあります。

しかし、健康なサボテンをそのままの姿で育てたい場合は、この着色方法は避けたいものです。

カラフルなサボテンもある!「ヒボタン(緋牡丹)」


一般的なサボテンは緑色ですが、ヒボタン(緋牡丹)はカラフルな球状のサボテンです。

パラグアイ原産の赤い斑入り種が日本で改良され、全体が鮮やかに着色され、接ぎ木で栽培されています。

ヒボタンは葉緑素を持たず、水と二酸化炭素から酸素や栄養を作る光合成ができないため、単独では生育できません。

そのため、他の柱状のサボテンに接ぎ木され、そこから栄養をもらっています。

置き場所

基本的に日当たりの良い場所を好むので、直射日光や雨を避け、風通しの良い明るい場所に置きましょう。

水やり後は特に注意が必要で、急激な温度上昇で土の温度が高くなりすぎ、根が蒸れてしまうことがあります。

成長に適した温度は約20~30度、耐寒温度は0~5度なので、人が快適に感じる日当たりの良い室内がおすすめです

ある程度の暑さや寒さには耐えられますが、冬場は室内に入れた方が無難です。

また、エアコンの風は乾燥しやすく、ヒボタンがしおれる原因になることがあるため、直接当たらないよう注意しましょう。

水やり

根が腐る原因になるため、水の与えすぎには注意しましょう。

やや乾燥した環境で育てるのが理想的です。

春から秋の成長期には、土が完全に乾いた後にたっぷり水を与えましょう。

夏場は気温が急上昇する場合があり、土の温度が上がりすぎて根が蒸れることがあるため、早朝や夕方の涼しい時間帯に行うと安全です。

冬場はさらに控えめに水を与えましょう。

ただし、水分が完全になくなるとしおれてしまうため、月に1回程度、土が湿る程度に水を与えます。

カラフルな砂でサボテンを楽しむ!

カラフルな砂を植えて、サボテンを飾る方法もお勧めです。

まず、材料を揃えましょう。

サボテン植え込みの材料は…

– 数種類の小さなサボテン苗
– 数色のカラフルな砂(中粒)
– 根腐れ防止剤(ケイ酸白土やゼオライトなど)
– ガラスの花瓶(普通のガラス容器でも可)

費用はサボテン苗の価格にもよりますが、今回は千円以内で済みます。

2~3色のカラフルな砂だけでかわいい砂の層ができ、持っているガラス容器を使用することもできます。

準備した花瓶に、色を見ながら順番に砂を敷きます。

砂は平らにする必要はなく、わざと傾斜をつけてストライプ模様を楽しむのもおすすめです!

カラフルな砂を敷き終えたら、いよいよサボテンの植え込みです。

大きなピンセットや箸を使って植え込みましょう。

植え付け手順は…

1. 植え込みたい場所に箸などでくぼみを作る
2. 根腐れ防止剤をくぼみに入れてサボテンを植える
3. 周囲の砂を寄せて苗を支える

これを繰り返して苗を並べて植え込みます。

まとめ

ヒボタンは淡いピンク色の美しい花を咲かせ、高い観賞価値を持っていますが、それぞれの開花時期は異なるので気長に育ててください。

置き場所と水やりのポイントさえ押さえれば簡単に育てることができ、可愛く色づいたサボテンが楽しめます。

エアブラシでの着色方法に抵抗がある方は、これらの方法でカラフルなサボテンを楽しみましょう。

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