サボテンのトゲが皮膚に刺さった場合は、すぐに取り除くことをおすすめします。
サボテンのトゲが皮膚に刺さったまま放置すると、周囲の皮膚が硬くなり、取り除くのがさらに難しくなります。
もし目に刺さったり感染した場合は、すぐに病院に行きましょう。
サボテンのトゲが刺さったときの対処法
サボテンのトゲが刺さった場合、パニックにならずに冷静に対処しましょう。
以下の手順を参考にしてください。
棘を観察する
サボテンのトゲが刺さっているときは、焦って取り除こうとせず、まずは様子を観察します。
サボテンのトゲを無理に引き抜こうとすると、正しく抜けず、先端が折れて皮膚の中に残ってしまうことがあります。
まずは何が刺さっているのか、どのような状態なのか、影響を受けた部位の状況を確認しましょう。
サボテンのトゲを取り除く
刺さっている棘の状況を確認し、取り除けそうであれば、ピンセットで抜きます。
ただし、無理に抜こうとしないことが重要です。
もし棘が抜けそうにない場合は、病院に行くべきです。
サボテンのトゲが細すぎてピンセットでつかめない場合は、顕微鏡を使って針で取り除きます。
まず、針を棘に沿って前後に動かします。
痛みがあるのは、棘が動いている証拠です。
進めていくうちに棘が徐々に浮き上がり、運が良ければ抜けることがあります。
無理に取り除こうとすると、薄い皮膚が剥がれ、棘が見えなくなることがあります。
棘がはっきり見えるうちに取り除いてもらうのがベストです。
洗浄と絆創膏を貼る
棘を取り除いたら、流水で傷を洗い流し、絆創膏を貼ります。
サボテンのトゲが刺さったら病院に行くべき?
サボテンのトゲが刺さった場合、以下の状況では病院に行ってください。
出血が止まらない
出血が止まらない場合は、清潔なガーゼやタオルで傷を覆い、手のひらでしっかり圧迫して出血を止め、病院に行きます。
腫れている
細菌感染を引き起こし、化膿することがあります。
腫れや痛みがひどい場合、棘が体内に残っている可能性があります。
病院で棘を確認してもらうと安心です。
サボテンのトゲがきれいに抜けた場合でも、腫れている場合は病院を受診しましょう。
刺さったサボテンのトゲを持参して医師に見せてください。
棘が抜けない、または一部が残っている
棘が抜けない、または先端が折れて体内に残っている場合は、病院に行ってください。
「棘が刺さったら血管に入り心臓を刺す」と言われることがありますが、これは完全に根拠のない医学的な迷信です。
心臓に刺さることはありませんが、棘を取り除かないと深く刺さってしまい、感染や痛みの問題が発生することがあります。
サボテンのトゲが刺さった状態で放置されると感染を引き起こし、赤く腫れたり、膿が出たりする可能性があります。
特に、汚れたものや錆びた金属が口に刺さった場合は感染のリスクが高まりますので、注意が必要です。
サボテンのトゲが刺さった場合で、腫れや痛みが強い場合は