ローズマリーは初心者でも育てやすいハーブ。どんな種類があるのか紹介します。また、ローズマリーは枝が長くなる性質があり、リース作りに向いていることが特徴です。基本的なものからアレンジしたもので、ローズマリーを使ったリースの作り方も紹介します。
マリンブルーの特徴
・立性で青または濃い紫色の花が特徴(立性とは上に伸びる種類のこと)
・200cmほどに成長する場合もある
・日本には早くから渡来している
・丈夫で育てやすい
・料理に合う
マジョルカピンクの特徴
・まっすぐに伸びる立性
・丈は50~150cmほど・開花時期は6~7月、12~2月と長く楽しめる
・耐寒性は低い(北風を避けてあげる)が耐暑性はあり、丈夫で育てやすい
・ピンクの花が可愛い
・肉や魚介、ジャガイモ料理に合う
ローズマリー・ホワイトの特徴
・立性でまっすぐ育つ
・ローズマリーには珍しい白い花を咲かせる
・花の色はややブルーがかった色になるものもある
・丈は50~180cmほど(200cmほどに育つものもある)
・耐寒性は低いが耐暑性があり育てやすい
・肉や魚介、ジャガイモ料理に合う
プロストラータスの特徴
・ほふく性で地に這うように伸びる
・淡いブルーの花が咲く
・開花時期は10〜5月頃まで
・丈は50~80cm(100cmを超える場合もある)
・料理にも向くが、ほふく性は絡めやすいためリース作りにも向いている
・風通しのよいところで育てるのがポイント
サンタバーバラ
・淡いブルー、または紫の花を咲かせる
・ほふく性で細かい葉をたくさん付ける(花付きもよい)
・丈は20cmほどと小ぶりだが60cmほどに生長するものもある・小ぶりなので吊り鉢でも楽しめる
・開花時期は6~7月、12~2月頃
・肉料理や魚介料理、リース作りに向いている
ローズマリーのリースの作り方
材料
・ローズマリー2〜3本(直径20cm程度の輪ができる長さ)
・ラフィア1本(ヤシ科の植物の繊維で作った紐で、帽子やバッグなどを編む材料としても使われる。100円ショップで買えるもので可。グリーンなどローズマリーに色を合わせるときれいに仕上げられる)
作り方
1. ローズマリーをぐるぐると輪にしていく
2. ラフィアを巻き、形を整える
3. ラフィアを巻いたあと、合間にローズマリーを差し込んでいくと適度なボリュームが出せる
4. フックに掛ける輪っかもラフィアで1カ所作ると、シンプルなリースができる
5. 好みでリボンをつけたり、ローズマリーをさらに増やしてボリューを出したり好みでアレンジする
観葉植物を加えたリースの作り方
材料
・25〜30cm程度のローズマリー6〜7本
・200cm程度のワイヤー
・少量の糸
・観葉植物やハーブなどの葉(ユーカリなど好みのもの)
作り方
1. ワイヤーを3回ほど巻き、リースの土台を作っておく
2. 土台にローズマリーを巻くように絡めていく
3. ローズマリーを数カ所、糸で固定する
4. 隙間に葉を挿してバランスを調整する
5. ラベンダーなど花のあるハーブを使ってもきれい
市販の土台で簡単に作ろう
材料
・自然素材のリース土台
・ローズマリー(短いものでも可)
・その他、リボンやハーブなど好みでそろえる
作り方
1. リース土台にローズマリーの枝を挿していく
2. 全体のバランスを見ながら、隙間がないように埋めていく
3. ラベンダーやコモンセージの花を足すのもよい
4. 自然素材の編んである土台を使うため、短めのローズマリーでも作りやすい
針葉樹を加えたミニリースの作り方
材料
・コニファーなど小さめの葉の針葉樹の枝を適量
・ローズマリー適量
・ワイヤー
※キャンドルスタンドに飾るリースなので、実際に使うキャンドルに合わせて必要な量を決める
作り方
ワイヤーで土台の輪を作る
針葉樹とローズマリーは10cm程度に切り、ワイヤーの土台に巻いていく
適当な場所で葉を固定し、一周させてミニリースになったらできあがり
キャンドルスタンドに添えて使いますが、小さいリースなので、大きめの葉は向かないので注意しましょう。
小ぶりで柔らかく巻きやすいコニファーなどが向いています。
ローズマリーは香りもよく、自然素材のリースとして楽しめる種類です。ワークショップに参加するなど、さまざまなアレンジに挑戦してみましょう。