ものを捨てるという事に、罪悪感を抱く瞬間は無いでしょうか。
まだ使用することが出来るといったものは、捨てる際に「勿体ない」という罪悪感を抱きます。
しかし、「勿体ない」と考えて収納スペースの奥に眠っているものこそ、「勿体ない」のです。
眠っているものは、触れられることもなく生活の中で生かされることもないものではないでしょうか。
その様な状態で残されているものは、捨てられているも同然です。
全く使用せず、手入れすらもしていないようなものであれば、捨てる、もしくは別の誰かに譲りましょう。
無理に処分をしてしまわなくても、実用的な物であれば知人などに譲ることがおすすめです。
リサイクルショップに持ち込むことも良いでしょう。
どちらも、結果として人に譲ることに変わりはありません。
自分以外の誰かに譲ることによって、そのものは生活の中で生かしてもらえるかもしれないのです。
それは、しまい込まれて触れられることもないより、その「もの」に取って喜ばしいことでしょう。
ものを捨てないようにすることが大切
譲ることは良いですが、捨ててしまうことが必ずしも良いことではありません。
本当のゴミであれば良いのですが、大切に出来ないものであれば、そもそも所持するべきではないのです。
所持しているものは、様々な理由で自宅に存在しているものでしょう。
プレゼントをされたもの、譲ってもらったもの、大切なものなど。
しかし、中には安易な気持ちで購入したものもあるはずです。安易に購入したものは、片付けの際に真っ先に捨てられてしまうものでしょう。
買い物をする際には、長く使えるもの、本当に大切に出来るもの、生活の中で必要なものだけを購入するようにします。
必要では無いものを購入してしまうと、最終的に大切にされないまま捨てる事になるのです。
加えて、大きな無駄使いという事にもなります。
現在あるものを捨てるという事は、今後ものを大切にし、重要なものを見極めて手に入れる能力を見につけることにも繋がるのではないでしょうか。
物を捨てる際の片付け術のポイント4選
片付けの原理やポイント、ものを捨てることに関して紹介をしてきました。
本題である、片付けの工夫、片付け方法などの「片付け術」を見てみましょう。
大切なポイントは、現在使用しているものか、使用していないものかに分けることです。
それでは、片付けの方法や注意したい点を紹介します。
①後悔しない片付けをするポイント
片付け作業がはかどるということは、良いことです。しかし、片付けを行う際には注意をしたい点もあります。
それは、本当は必要であったもの、大切であったものを処分してしまうというミスです。
片付けを行い、ものを捨てた後に後悔するのは、「必要ないものである」という判断が誤っていたというケースが多いのです。
特に本や写真、子供の頃の思い出のものは、後悔するケースが非常に多いもののようです。
②本は買い直しが出来ない?
まず、処分してから後悔するケースが多いものは本です。
「読みたいと思った時に、また買えば良い」と考えて捨てる方が多いものです。
しかし、ベストセラーなど余程有名な本では無い限り、時間を経てから本屋さんで再度購入することが難しいものなのです。
電子書籍などで購入をすることは可能になるかも知れませんが、本自体を再度所持することは難しいと考えておきましょう。
カバーのデザインが気に入っていた場合や、雑誌などは要注意です。雑誌は、中古でも入手することが難しいものになります。
③思い出のものや写真
意外にもスペースを取るものといえば写真。
写真は、片付けの際に処分するケースが多いものの1つでもあります。
現代ではデータ化が出来るため、写真自体を保有することは少なくなっているでしょう。片付けの際には、昔撮った家族の写真や、卒業アルバムなどを捨ててしまう場合があります。
しかし、冠婚葬祭など様々な場面で見返したくなった際に公開するというパターンが多いものでもあるのです。
また、子供作った図工の作品や絵などは、捨てたくはないけれどかさばるものです。
通知表や賞状なども、見返すようなものではないけれど、捨てたくはないという方も多いのではないでしょうか。
これらは、無理に捨てる必要はないのです。
データとして残すという方法を選択できるものもあります。
・データ化とは
先に挙げた通り、現在では写真をデータ化することが可能です。
絵や通知表などは、スキャンをしてデータとして保有するという方法がおすすめです。スキャンが出来ない場合には、デジタルカメラや携帯電話でもの自体の写真を撮影し、データ化することも可能です。
写真で撮影をしてデータ化するのであれば、立体的な作品も残しておくことが出来ますね。
写真屋さんなどに持ち込むとデータ化をしてくれるというサービスもあります。片付けの手間を省くために、お店に依頼するということも良いでしょう。
しかし、写真自体を残しておきたいという事情があるという方もいるはずです。
その場合には、アルバム1冊に収まる枚数だけを残す、特定の収納ボックスに入れることが出来る量だけを残すといった方法が有効です。手元に残す量を決めてしまう事が、片付けのポイントとしておすすめです。
④洋服の処分はルールを決める
ファッションにこだわりがある方は、洋服の収納や処分に悩むことも多いでしょう。
似たようなデザインや色の服を数着所持していたり、セールなどで「安いから」と安易に購入した洋服などもあるはずです。
増え続ける洋服を片付ける際のポイントは、ルールを決めることです。
似たデザインの洋服は1着だけ残す、半年間袖を通さなかった洋服は処分をする、新しく購入するのであれば、購入する分だけ現在所持している洋服を処分するといった形です。
ルールを守ることによって片付けの回数は減少し、洋服が増え続けるということも起こりません。
また、処分をする際の参考として「痩せたら着る予定」「いずれ着るはず」といった理由で所持している洋服は処分してしまっても良いでしょう。
実際には思い入れもないため、後悔する可能性は非常に低いといえます。
購入した理由、所持している理由に思い入れのある洋服を残す様にしましょう。
・消耗品はストックしない
片付けの際に妨げとなるものの1つが、消耗品です。
消耗品は、必ず消費するため所持しておく分には無駄になることがありません。そのため、ついストックとして購入してしまいがちなのです。
忙しく、思い立った際に買い物に行く事が出来ないなどの理由でストックをしておく必要があるのであれば、仕方がありません。
しかし、消耗品がなくなった際に直ぐに購入することが出来る環境であれば、ストックはせず必要になった際に手に入れましょう。
片付けの妨げになる代表的な消耗品は、トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤、シャンプーやボディソープなどです。トイレットペーパーなどは、比較的広く収納スペースを必要とするものですね。
現在ストックがある場合は、使いきった後から「消耗品の買い溜め禁止」のルールを決めましょう。
・不要なものは取っておかない
すべての「もの」に対していえることですが、不要なものは手に入れても直ぐに破棄するようにしましょう。
代表的なものは、紙袋やラッピング袋、不要な譲りもの(プレゼント)などです。
紙袋やラッピング袋は、「何かに使用が出来るはず」と溜めてしまいがちなものです。
厄介なものが譲られたものやプレゼントなどです。
自分が欲していないものを貰うということもあるはず。渡してきた相手の気持ちがあるからと、無下に捨てる事も躊躇われますね。
しかし、不要なものであれば、取っておいても仕方がありません。
第三者に譲ることが難しい場合は、思い切って処分をしてしまいましょう。
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